新小岩駅南北自由通路整備事業

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ページ番号1003645  更新日 令和5年12月1日

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新小岩駅南北自由通路整備の事業概要をご紹介致します。

事業の目的~新小岩地域の活性化を目指して~

 総武本線新小岩駅は葛飾区都市計画マスタープランにおける広域複合拠点に位置付けられており、区内最大の商業圏であり、駅の南北地区は多くの人が集まる賑わいあふれる地域となっています。
 しかし、鉄道により地域が南北に分断されているため、歩行者の南北方向の移動が不便であり、駅周辺における歩行者の回遊性の向上や移動の円滑化が大きな課題となっております。
 このような状況を解決し、地域の活性化を図るために駅南北地域を結ぶ「自由通路」を整備することになりました。なお、自由通路は、24時間自由に往来できる歩行者専用道路として整備されます。
 また、自由通路は平成22年度に策定した葛飾区新小岩駅圏移動等円滑化基本構想に基づき整備する施設であり、高齢者や障害のある方など全ての方がエレベーターやエスカレーターを使わずに通行できるよう、線路下に整備する計画です。
 

事業の経過

 新小岩駅南北自由通路整備事業は、平成22年4月に「社会資本総合整備計画(計画名:新小岩駅地区の交通結節機能向上及びバリアフリー化の推進)」を策定し、社会資本整備総合交付金の対象事業となりました。その後、平成22年8月12日に、区・東日本旅客鉄道株式会社・日本貨物鉄道株式会社で締結した基本協定に基づき、平成24年度までに概略設計と詳細設計が完了しました。
 それから、平成24年11月1日に、「葛飾歩行者専用道第2号線」及び「新小岩駅南口自由通路線」として都市計画決定され、平成25年5月8日に都市計画法第59条1項の規定に基づき、東京都知事より事業認可されました。
 さらに、平成25年6月14日に、区・東日本旅客鉄道株式会社・日本貨物鉄道株式会社で締結した施行協定に基づき、工事が始まりました。
 なお、平成22年4月に策定した「社会資本総合整備計画(計画名:新小岩駅地区の交通結節機能向上及びバリアフリー化の推進)」は、平成26年度に計画期間が終了したため、事業効果などの検証を行った上で、平成27年3月に新たな整備計画を策定しました。
 また、平成27年3月に策定した「社会資本総合整備計画(計画名:新小岩駅地区の交通結節機能向上及びバリアフリー化の推進)」は、平成31度に計画期間が終了したため、事業効果などの検証を行った上で、令和2年1月に新たな整備計画を策定しました。

整備概要

新小岩駅南北自由通路整備計画図です。
新小岩駅南北自由通路整備計画図(工事の進捗等により、今後変更になる場合があります。)

 【自由通路の規模】
 

長さ 約98m
高さ(線路下) 2.5~2.7m
有効幅員 10m

【駅機能の概要】
 現在の北口と南口の改札が駅中央1カ所に集約されます。      
 

改札機・券売機

改札機
・自動改札:13通路 
(うち車いす用自動改札1通路)
・有人改札:1カ所
自動券売機:12台

階段・エスカレーター・エレベーター 階段:4カ所
エスカレーター:4基
エレベーター:2基 

 【整備位置】
 旧改札から西側(東京方面)へ約15m離れた位置に整備します(南口にある「ルミエール商店街」の延長線上が整備位置の目安です)。

整備経過

開通のお知らせ

 新小岩駅南北自由通路は、令和5年3月1日に全線開通しました。

自由通路の様子
自由通路の様子(令和5年11月)
自由通路の様子
自由通路の様子(令和5年11月)
自由通路の様子
自由通路の様子(令和5年11月)

工事記録写真の一覧

 ホームページで過去に掲載した写真を以下のPDFにまとめました。

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このページに関するお問い合わせ

都市計画課市街地開発担当係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所3階 302番窓口
電話:03-5654-8536 ファクス:03-3697-1660
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。