京成本線(京成高砂駅~江戸川駅付近)連続立体交差化の早期実現

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ページ番号1003756  更新日 令和5年2月28日

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京成高砂駅付近の「開かずの踏切」解消に向けて、連続立体交差化の早期実現を目指します。

連続立体交差事業とは

 連続立体交差事業は、市街地において道路と交差している鉄道を一定区間連続して高架化等を行い、多数の踏切の除却や新設交差道路との立体交差を一挙に実現する都市計画事業です。
 この事業により、数多くの踏切が除却されるため、踏切遮断による交通渋滞及び踏切事故が解消できます。また、鉄道により分断されていた市街地の一体化を図ることができるため、事業にあわせて市街地の再整備等を実施することで、総合的なまちづくりによる都市の再生・活性化に寄与します。

事業候補区間「京成本線(京成高砂駅から江戸川駅付近)」について

 京成高砂駅から江戸川駅付近まで約3.4キロメートルの本区間には、ピーク時の踏切遮断時間が1時間のうち50分以上にもなる「開かずの踏切」をはじめとする13か所の踏切があり、鉄道による南北の地域分断や踏切がもたらす渋滞によって、地域まちづくりや都市活動が大きく制限されています。
 そこで、葛飾区と江戸川区は、平成13年9月に「京成本線京成高砂駅から京成小岩駅付近開かずの踏切対策及びまちづくりに関する勉強会」を発足させ、東京都と京成電鉄株式会社の参画のもと、道路と鉄道の立体化や周辺のまちづくりなどについて調査研究を進めています。
 こうした中、平成16年6月に東京都が「踏切対策基本方針」を策定し、本区間を含む20区間を「鉄道立体化の検討対象区間」と位置づけました。さらに、平成20年6月には、連続立体交差事業の事業化に向けて取り組む「事業候補区間」に選定しました。

 葛飾区では、1日も早い連続立体交差化の実現に向けて関係機関にはたらきかけるとともに、連続立体交差化の検討を契機として、住民の皆様と一緒に高砂駅周辺地区のまちづくりに取り組んでまいります。

東京都に鉄道立体化の早期実現に向けた要望書を提出しました

 令和3年10月12日に、江戸川区と合同で東京都を訪問し、京成本線京成高砂駅から江戸川駅付近の鉄道立体化の早期実現とまちづくりの支援に向けた要望書を高砂地区開発協議会と連名で、東京都知事宛てに提出しました。
 
 葛飾区では、今後も高砂地区開発協議会をはじめとする地域住民の皆様と、高砂駅周辺地区の鉄道立体化を見据えた協働のまちづくりを推進してまいります。

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京成高砂駅~江戸川駅付近の連続立体交差事業 新規着工準備採択

 京成本線京成高砂駅から江戸川駅付近は、東京都が「事業候補区間」に位置付けて以降、鉄道立体化の可能性について、調査検討を進めてきました。こうした調査結果や高砂地区開発協議会をはじめとする駅周辺まちづくりの取組状況などを踏まえ、東京都が国に対して連続立体交差事業の着工準備に係る補助金を要望し、令和4年4月に新規着工準備箇所として採択され、事業化に向けて、具体的な調査を進める段階となりました。

 葛飾区では、1日も早い連続立体交差化の実現に向けて関係機関にはたらきかけるとともに、連続立体交差化の検討を契機として、住民の皆様と一緒に高砂駅周辺地区のまちづくりに取り組んでまいります。

連続立体交差事業の事業化までの流れ

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このページに関するお問い合わせ

都市計画課高砂鉄道立体担当係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 424番窓口
電話:03-5654-6436 ファクス:03-3697-1660
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。