SFTS(重症熱性血小板減少症候群)にご注意ください

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1040093  更新日 令和7年10月14日

印刷 大きな文字で印刷

SFTSはウイルスを保有するマダニに刺されることにより感染します。
野外で活動される際は、人もペットもマダニに刺されないようにご注意ください。

マダニによる感染症(SFTS)にご注意ください

SFTSとは

重症熱性血小板減少症候群(Severe fever with thrombocytopenia syndorome:SFTS)とは、マダニが媒介するSFTSウイルスに感染することによって引き起こされる病気です。主な症状は、発熱と消化器症状で、重症化し、死亡することもあります。このSFTSウイルスを保有するダニは、患者が集中している西日本地域だけでなく関東や東北、北海道でも生息が確認されており、令和7年10月には都内で初めて犬のSFTSの症例が確認されたので注意が必要です

感染経路

ウイルスを保有しているマダニにかまれることにより感染します。また、SFTSウイルスに感染し、発症している野生生物やイヌ、ネコなどの血液や体液に触れることで接触感染する可能性もあります。

症状

人の場合、主に発熱と嘔吐や下痢などの消化器症状が現れます。意識障害や出血症状などの重篤な症状をきたすこともあります。潜伏期間は6日から14日間程度です。

感染予防

マダニにかまれないようにすることが大切です。特にマダニの活動が活発になる、春から秋にかけては注意しましょう。草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴下や靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。また、屋外活動後はマダニに刺されていなか、確認してください。DEET剤を含む虫除けスプレーを衣類へ塗布することにより、マダニに対して一定の忌避効果があることが確認されていますが、濃度によってその効果の持続時間も変わり、また発汗等によっても流れ落ちてしまうことから、虫除けスプレーを過信せずに補助的なものとしてください。

もし、マダニにかまれたら

マダニにかまれ、そのままマダニが残っているようでしたら、無理に取らず、皮膚科または外科などの医療機関を受診しましょう。山登りや散策などに行き、マダニにかまれた可能性があり、発熱や関節痛、頭痛などの全身症状がある場合は内科の受診でもかまいません。

 

 

 

このページに関するお問い合わせ

保健予防課感染症予防係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1331 ファクス:03-3602-1022
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。