葛飾区史

第5章 暮らしの移り変わり


第3節 都市近郊の農村

■人々の祈願と信仰 :木曽御嶽講

 木曽御嶽山を信仰する講中で、本田川端町の木曽御嶽講が戦前から活動していた。講の活動は木曽御嶽山への登拝が中心である。信仰を通じて、ムラで病気封じや名づけなどの活動をする人が本田川端町、奥戸本町、下小松町などにいて、人々から「木曽の行者」と呼ばれていた。

木曽御嶽講の記念碑 堀切
戻る時は右上の×をクリックしてください