日本脳炎ワクチン

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ページ番号1002039  更新日 令和6年4月12日

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 日本脳炎ワクチンの接種の機会を逃した、 平成19年4月1日生まれまでの20歳未満の方は、特例措置として予防接種の不足分を接種できます。
 日本脳炎の予防接種後に、重い副反応の事例があったことから、平成17年から平成21年まで、ご案内は差し控えていました。その後、新しいワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種は通常通り接種できるようになっています。
 

定期予防接種の対象者・接種回数

回次

対象者

間隔・回数

第1期初回 生後6月から7歳6か月(標準年齢3歳) 6日から28日あけて2回
第1期追加 生後6月から7歳6か月(標準年齢4歳) 初回接種終了後、半年から1年あけて1回
第2期 9歳から13歳(標準年齢9歳から10歳) 1回
特例措置 20歳以下の者(※) 不足分を接種(最大4回)

 ※平成16年4月2日から平成19年4月1日生まれまでの者で、20歳以下の者のみ

予防接種予診票の郵送時期

回次

時期

枚数

第1期 3歳に至る弦月に第1期分を個別郵送 3枚
第2期 9歳に至る年度の5月に第2期分を個別郵送 1枚
特例措置 18歳に至る年度の5月に第2期分を個別郵送(※) 1枚
 ※不足回数分がある場合、予診票発行受付電話(03-3602-1312)へご連絡ください。
 

予防接種予診票の発行

  紛失や転入などでお手元に予防接種予診票がない場合は、以下の発行手続きをしてください。
  1.電話の場合
   予診票発行受付電話:03-3602-1312にお電話ください。1週間程度で必要な予診票を郵送します。
  2.来所の場合
   母子健康手帳をご持参のうえ、保健予防課または保健センターにお越しください。窓口で予診票を発行します。

日本脳炎

 日本脳炎は、日本脳炎ウィルスを持つ蚊に刺されることにより感染する中枢神経系(脳や脊髄)などの病気です。一般的な注意としては、日本脳炎ウィルスを媒介する蚊に刺されないよう、戸外に出るときはできる限り長袖・長ズボンを身に着けるなどの注意をすることをお勧めします。

日本脳炎予防接種の積極的接種勧奨控えの経緯

 平成17年5月30日付けで厚生労働省より日本脳炎ワクチン接種と重症の急性散在性脳脊髄炎(ADEMに因果関係があると判断され、従来の日本脳炎ワクチン(マウス脳由来)による積極的接種勧奨を行わないよう勧告が出されました。その後、新しいワクチンの開発が行われ、平成21年6月2日付けで新たに「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」が定期の第1期予防接種に使用するワクチンに位置づけられました。 

急性散在性脳脊髄炎(ADEM

 ある種のウィルスの感染後あるいはワクチン接種後に、稀に発生する脳神経系の病気です。ワクチン接種後の場合は、通常接種後数日から2週間程度で発熱・頭痛・けいれん・運動障害などの症状があらわれます。ステロイド剤などの治療により完全に回復する例が多いですが、運動障害など神経系の後遺症が10%程度あるといわれています。

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このページに関するお問い合わせ

保健予防課感染症対策係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1238 ファクス:03-3602-1298
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。