■縄文海進以降の東京低地 ：奥東京湾

　縄文海進の海面は現在より２〜３ｍ上昇し、奥東京湾西の入り江は現在の埼玉県川越市付近、東の入り江は埼玉県久喜市栗橋・茨城県古河市付近にまで達していた。
　その後、5300年前頃から海面低下が始まる。海岸線は、中川低地では4500年前頃に25㎞も退いた。
　3500年前頃の海岸線は、埼玉県草加市から三郷市付近にあった。