葛飾区史

第1章 葛飾の風土と自然


第1節 葛飾の自然環境

■葛飾区の位置 :葛飾区の概況

 葛飾区は、東京都の北東部、東経 139 度50 分〜 55 分・北緯 35度 41 分〜 48 分に位置し、周囲を河川に囲まれている。東は江戸川を隔てて千葉県松戸市、北東は水元公園を境に埼玉県三郷市、北西は大場川を境に埼玉県八潮市と中川・古隅田川を境に足立区、西は荒川を境に墨田区、南は江戸川区に接する。区の中央部を南流する中川から分かれる新中川は旧江戸川に入る。区の総面積は 34.80㎢、人口は45万7927人である(平成 29〔2017〕年4月1日現在)。
 鉄道網は、区の北部にJR常磐線、南部にJR 総武線、中央部に京成電鉄本線・押上線、京成高砂駅から北総線や京成金町線が通っている。主要道路は、区の南西から北東に中央部を国道6号(水戸街道)、南部を蔵前橋通りが横断し、南北には中央部を環状7号線、西部を平和橋通り、西の荒川沿いには首都高速中央環状線が通っている。
 葛飾区は、昭和7(1932)年 10 月1日に南葛飾郡金町・新宿町・奥戸町・本田町・南綾瀬町・水元村・亀青村の5町2カ村が合併して誕生した。
 

葛飾区の位置

葛飾区は東京都北東部に位置している。
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葛飾区とその周辺
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