プレス業

　プレス加工は、金型がつけられた反復運動する加工機械で金属などの材料を圧縮し、成型、接合、分離などを行う加工法です。プレス加工で作られた製品は、電気製品、時計、カメラ部品など様々です。日本で現在のようなプレス加工法に近づいたのは、明治の中頃に自転車産業が開始されてからといわれています。都内でもプレス工場が多い葛飾区は、もともと複雑なプレス加工をするブリキ玩具が盛んでした。高度な加工技術を持つ葛飾のプレス業界は、日用品から機械、電気などの金属部品まで幅広く生産しています。

社団法人東京都金属プレス工業会城東支部

　社団法人東京都金属プレス工業会は、昭和39年11月に創設され、城東支部には、墨田区、葛飾区、台東区、江東区、江戸川区の5区により組織されています。

墨田・葛飾プレス安全協議会

　向島労働基準監督署管内である墨田区および葛飾区は、都内で最も多くプレス工場が集積する地域です。墨田・葛飾プレス安全協議会は、プレス災害防止活動推進のために昭和57年7月27日に発足しました。