葛飾区史

第4章 現代へのあゆみ(戦後~平成)


第2節 現在の葛飾

■安心で健やかに暮らすために(福祉と保健の取り組み) :福祉事業と葛飾区社会福祉協議会

 昭和26(1951)年、民間の社会福祉活動の推進などを目的として中央社会福祉協議会が発足した。その後改称し、社会福祉法人全国社会福祉協議会になった。
 昭和27(1952)年12月、葛飾区社会福祉協議会が設立された。昭和37(1962)年9月には法人認可を受け、社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会(以下、「社協」という)となった。社協は、会員制の社会福祉団体で、区民を中心に、商店、会社、福祉施設や各種団体などで構成されており、現在の会員数は約9000人である。
 社協は設立後、生活困窮者への生活資金貸付をはじめ、高齢者、障害者(児)へのサービス提供やボランティアの養成、福祉教育などの事業を行ってきた。その後、平成8(1996)年に葛飾区から高齢者事業の移管を受け、平成10年代からは高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉などの事業を区から受託するなど、区の福祉事業の一翼を担っている。
 また、平成20年代に入ってからは、「小地域福祉活動」を葛飾区内19の連合町会を単位に展開しているほか、平成26(2014)年には、高齢者や障害者が住み慣れた葛飾区で安心して暮らし続けることができるように、相談を受け、様々な援助活動を行う「葛飾区成年後見センター」を開設した。

葛飾区社会福祉協議会の活動

ハンディキャブの運行
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葛飾区社会福祉協議会の活動

防災訓練
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葛飾区社会福祉協議会の活動

市民後見人養成講座
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