葛飾区史

第1章 葛飾の風土と自然


第1節 葛飾の自然環境

■地形から見た葛飾区 :葛飾区の地下構造

 平成3(1991)年 10 月に水元公園で行われた深さ 100mを掘ったボーリング調査結果からは、約 40万年前から現在までの地質が分かる。
 沖積地は、1万8000年前の最後の氷河期以降に堆積した地層である。地表から深さ21mまでの有楽町層注釈1上部は、液状化を起こす可能性がある。その下の深さ35mまでの有楽町層下部は軟弱層である。

水元公園の地下構造
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注釈1:東京低地に堆積した沖積層の上部の地層のこと。