子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第7節 明治時代

■特集 洪水を防ぐ2つの放水路 :

荒川放水路の工事
 現在の隅田川に流れていく水を調節して洪水を防ぐため、水路(放水路)をつくる計画が立てられました。工事は、1911(明治44)年にはじまり、約20年後の1930(昭和5)年に延長22キロメートル、幅約500メートルの荒川放水路が完成しました。葛飾区を流れている荒川は人がつくった川なのです。
 工事には延べ約310万人が関わり、ほりけずった土砂は東京ドーム18杯分にもなります。荒川放水路の完成によって洪水は少なくなりました。

荒川放水路の工事
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荒川放水路の工事
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現在の荒川(放水路)
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荒川放水路完成前後の地図
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