第2章 葛飾の歴史
第7節 明治時代
■葛飾の近代化―学校 :
明治政府は、近代化を進めるために教育にも力を入れ、葛飾にも小学校ができます。
政府がつくった新しい学校制度
明治政府は、近代化を進めるために教育にも力を入れました。1872(明治5)年には「学制」という新たな学校制度をつくりました。これにより、身分に関係なく6歳以上の男女が全て小学校に通うようになり、たくさんの学校がつくられました。
授業は、国語や算数、歴史などがありました。小学校ができたはじめのころは、学校へ行くために、授業料をはらわなければならなかったため、学校に行けない児童もたくさんいました。