子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第6節 江戸時代

■江戸の暮らしを支えた葛飾の農作物 :

豊臣秀吉の死後、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は1603年に江戸幕府を開きます。葛飾は江戸時代になると武蔵 国に属し、農村地帯として江戸の暮らしを支えました。

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武蔵国になった葛飾
 下総国に属していた葛飾は、江戸時代になると武蔵国に属することになりました。武蔵国と下総 国の境が現在の江戸川になったのです。武蔵国では、鷹狩りなどの負担や水の管理を行う村々のまとまりを「領」といい、葛飾の辺りは葛西領と呼ばれるようになりました。葛飾の辺りが武蔵国になったのは1610年ごろです。
 江戸幕府は、諸国の土地を幕府が直接管理する幕府領と、大名が管理する大名領に分けました。幕府領が納める年貢は、幕府の財政を支えていて、葛飾のほとんどが幕府領でした。

下総国と武蔵国の国境の移り変わり
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