放射能に対する給食の対応について

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ページ番号1002542  更新日 令和7年7月8日

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1.給食の食材について

 国及び東京都をはじめとする17都県では、食品の放射性物質検査を実施し、基準値を超える食品が流通しないよう出荷制限等の措置をとるとともに、その結果をホームページで公表しています。

 葛飾区内で生産された農産物の放射性物質検査を、東京都及びJA東京スマイルが実施し、その結果をホームページで公表しています。

2.給食調理上の安全管理について

  さらに、葛飾区の学校等では、次のとおり、安全な給食の提供に努めています。
 
1.出荷制限等の食材の納入禁止
 給食用食材の納入業者に対し、出荷制限及び出荷自粛(以下「出荷制限等」という。)対象の食材及び出荷制限等でないことが確認できない食材について、納入の禁止を指示しています。
 
2.産地の記録・管理等
 各学校等において、給食の食材(魚・肉・米・野菜・果物・きのこ・わかめ等)納品の際には、産地を確認・記録しており、出荷制限等となっている食材は、使用しておりません。
 また、各学校等では、給食で使用した主な食材の産地について、給食だよりや施設への掲示等のいずれかの方法でお知らせするほか、当日以降であれば、産地の問い合わせにも対応しております。
 
3.食材の洗浄等
 財団法人原子力整備センターの報告書によれば、食材に付着した放射性物質は、洗浄等により低減が期待できるとされています。各学校等においては、従来より野菜の十分な洗浄、加熱調理を実施しています。

3.牛肉の使用について

 放射性物質に汚染された稲わらを給与していた可能性のある牛の肉については、個体識別番号及び産地から葛飾区の学校等の給食には使用していないことを確認しています。

 学校等の給食においては平成25年4月より、と畜場において全頭検査が行われ安全が確保されている牛肉のみ、使用を再開しています。 

4.牛乳について

 牛乳については、定期的に産地のクーラーステーションにおいて、原乳の放射性物質検査を実施していますが、学校等で使用している牛乳については、現在、いずれの産地においても、放射性物質の値は新しい基準値以下となっています。 

 また、本区の学校給食で使用している牛乳は、原則千葉県産を使用し、足りない場合には北海道県産や群馬県産などを使用しています。

 都内各区市町村の小中学校などに学乳を安定供給している東京学乳協議会が、都内各市区町村に供給している学校給食用牛乳の放射性物質検査を実施しています。東京都学校給食会のホームページで検査結果が公表されており、すべて測定下限値以下となっています。

5.その他

 本区では、私立保育園に対して、給食に関する情報提供を行っていますが、私立保育園においても、区立保育園の給食対応を参考としながら、安全な給食の提供に努めています。

お問い合わせ

●保育園の給食に関すること

保育課保育管理係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所7階 707番
電話:03-5654-8296

●小中学校の給食に関すること

教育委員会事務局学務課給食保健係
〒124-8555 葛飾区立石5-13-1 葛飾区役所4階 428番
電話:03-5654-8461