【かつしか人】上平井中学校 地域防災ボランティア部

上平井中学校 地域防災ボランティア部は、地域との交流を目的に創部した「防災」と「ボランティア」の活動に取り組んでいる部活動。現在は10人の部員が所属し、活動は週2回程度。
部長・副部長のお二人からお話を聞きました

部長 中川さん(3年生)

副部長 三田さん(3年生)
活動内容を教えてください。
中川さん 地域の防災訓練や、NPO法人「ア!安全・快適街づくり」の活動に参加して、学んだことを防災新聞や劇・クイズを通して全校生徒に伝えています。また、ボランティア活動では、保育園や地域のイベントで小さな子どもたちの安全を見守りながら一緒に遊ぶお手伝いなどをしています。
入部したきっかけは?
中川さん 部活のことは入学してから知りました。防災の知識は必ず役に立ちますし、自分だけでなく家族や友人など、周りの人の身を守ることができると思い入部しました。また、部内の雰囲気がよかったことも入部の決め手になりました。
三田さん 小学生の頃から住んでいる葛飾区の防災や歴史に興味がありました。「地域防災ボランティア部」で活動することで、地域についてもっと知ることができるのではないかと考え入部しました。
やりがいを感じるときは?
夏祭りの催しを準備している様子
中川さん ボランティア活動でお子さんや保護者の方から「ありがとう」と言ってもらえたときです。地域の方との信頼関係を感じることができ、やりがいを感じます。
三田さん 避難訓練などでの地域の方との交流や、昭和史で葛飾の昔の災害対策のことを調べて、地域の知識を深められることが楽しくてやりがいになっています。学んだことを家族や友人に教えることもあり、みんなが興味を持って知ろうとしてくれることもうれしいです。
活動の中で印象に残っていることは?
中川さん 葛飾区の歴史や災害対策を調べ、全校生徒に発表したことです。NPO法人の方からカスリーン台風や関東大震災のお話を聞いて、葛飾で大きな災害を経験していない私たちの世代も、災害に備えるよう意識を変えていかないといけないという思いで発表しました。
三田さん 学校の周りを実際に歩いて防災マップを作成したことです。災害時に重要な消火器や防火水槽の場所を調べて、誰が見ても分かりやすいマップになるように工夫して作成しました。

今後のこと
中川さん 防災の活動に関わる中で命の大切さを学び、将来は医療系の職業に就きたいと思うようになりました。そのために今は理系科目の勉強に力を入れています。
三田さん 活動を通して学んだ防災の知識をさらに多くの人に教えられるように、防災士をめざします。

防災クイズに挑戦!

クイズの答え
Q1. 3L。最低でも3日分の9Lが備蓄に必要とされています。
Q2. 左は避難場所、右は避難所のマーク。避難場所は、災害が起きたとき、火災や津波などから身を守るために一時的に避難する場所のことです。避難所は、災害により自宅で過ごすことが困難になったとき、一時的に生活をする場所のことです。
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