第2章 葛飾の歴史
第10節 平成時代
■平成時代の葛飾区 :
平成の初めのころは景気が良かったのですが、1991(平成3)年にバブル経済が崩壊すると景気が悪くなりました。2008(平成20)年にもアメリカの会社の倒産をきっかけとした世界的な不況(リーマン・ショック)があり、経済成長はのび悩んでいます。また、平成時代には、パソコンやインターネットのふきゅうが進みました。
大規模工場跡地の整備
平成になって、葛飾区にあった大きな工場がだんだんとなくなりました。これは、企業が土地や労働者の給料などの安い海外や地方へ工場を移転・統合したためです。工場が建っていた大きな土地には、現在、大学、公園や商業施設などが建てられ、多くの人が利用しています。