東京理科大学は、2013年4月に葛飾区金町に「葛飾キャンパス」を新たに開設し、以降葛飾区は東京理科大学と葛飾区内事業者の連携推進に向けての事業を開始しました。それが「葛飾区産学公連携推進事業」です。
区内事業者と大学研究室の相互理解や交流促進、共同開発や技術協力などを目的として、さまざまな産学公連携推進事業を実施しています。令和6年度からは区外の大学との連携事業も開始しています。
事業目的
東京理科大学等の研究成果と区内企業の技術を産学公連携により結び付け、新技術の開発や新分野への挑戦の先に、新たな付加価値を創造する。
共同研究事例の創出
葛飾区内で産学連携に関心のある企業を募り、企業・大学・葛飾区で共同事業体を作って産学連携事業の事例を創出する。これにより、大学との産学公連携事業及び葛飾区が産業集積の街であることをPRしていく。
テクノロジーカフェ
大学教員による研究内容をテーマとした講座を開催し、区内事業者が様々な大学の研究室と交流する機会をつくる。
イベント情報
テクノロジーカフェ
大学の先生を講師に招き、最先端の技術・研究についての講義や研究室の見学を通して、区内の事業者と相互理解や交流をはかる少人数・参加型の講座です。少人数だからこそ、気軽に活発な質問や意見交換ができる環境が整っています。
次回テクノロジーカフェ開催情報
次回のテクノロジーカフェは9月9日(火曜日)に開催予定です。
共同研究事例の紹介
葛飾区のものづくり企業4社と東京理科大学が共同開発!「知的なトレーニング装置」
葛飾区内のものづくり企業(カインズ株式会社、株式会社ラヤマパック、株式会社ミヨシ、SOLINEX株式会社)と東京理科大学工学部機械工学科の橋本卓弥准教授(橋本研究室)は共同研究により「知的なトレーニング装置」の開発を行っています。この装置は橋本研究室が開発しているソフトウェアの研究成果を搭載させ社会に普及させていくためのものです。一人ひとりの運動能力や体調に応じてモーターを自動的に調整し、従来のトレーニングマシンのようにウェイトを付け替えて荷重を調整する必要が無くなるように開発を進めています。本装置は7月30日から8月1日まで東京ビッグサイトで開催される「SPORTEC2025」に出展予定です。

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電話:03-3838-5587 ファクス:03-3838-5551
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