葛飾区史

第4章 現代へのあゆみ(戦後~平成)


第2節 現在の葛飾

■葛飾から全国へ③ 漫画『キャプテン翼』 :『キャプテン翼』がつなぐ縁

 『キャプテン翼』をきっかけとした交流も始まっている。平成28(2016)年1月には「キャプテン翼 CUPかつしか2016」を初開催し、U-12(12歳以下)のサッカー大会が葛飾区総合スポーツセンター陸上競技場で行われた。また、『キャプテン翼』の登場人物ゆかりの地である北海道富良野市、秋田県鹿角市、東京都武蔵野市、静岡県、大阪府や長崎県平戸市と区の物産展注釈1も行われ、『キャプテン翼』を通じた様々な交流が図られた。区と秋田県鹿角市は、この大会を契機に相互の発展と魅力あふれる地域の形成に寄与することを目的とした協定を同年5月31日に締結した。

キャプテン翼CUPかつしか2016

多くの小学生が集まり交流した。
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「キャプテン翼CUPかつしか2016」物産展の様子 

ゆかりの地域のブースが並んだ。
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注釈1:翼のライバルたちゆかりの地が集結した。北海道富良野市は松山光、秋田県鹿角市は立花兄弟(立花政夫、和夫)、東京都武蔵野市は三杉淳、静岡県は大空翼、大阪府は早田誠、長崎県平戸市は次藤洋のゆかりの地である。