子ども葛飾区史

第3章 地域の歴史


第3節 柴又

■ :柴又

題経寺(柴又帝釈天)(柴又7丁目)  
 柴又駅を出て、草団子やせんべいを売るお店や料理店が並ぶ参道を進むと、柴又帝釈天の名で知られる題経寺が見えてきます。1629年に建てられたと伝わる歴史のあるお寺で、帝釈堂や二天門などに張りめぐらされた細やかな彫刻が有名です。特に有名な帝釈堂にある10枚の彫刻は、10人の彫刻師が大正時代の終りごろから十数年かけてつくったもので、1934(昭和9)年に完成しました。  映画「男はつらいよ」の舞台としても有名で、現在も多くの参拝者や観光客でにぎわっています。

題経寺

現在も多くの人が訪れています。
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歴史ある題経寺(柴又帝釈天)

「新編武蔵風土記稿にえがかれた題経寺」(江戸時代)
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参拝の様子(明治時代)(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)
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初詣でにぎわう題経寺(1974〔昭和49〕年)
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帝釈堂にある彫刻(葛飾区登録有形文化財)
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