第3章 地域の歴史
第13節 奥戸
■ :奥戸
奥戸橋
現在の奥戸橋は1972(昭和47)年にかけられたものです。最初の奥戸橋は木でつくられたもので、1914(大正3)年にかけられました。橋ができる前は、現在の奥戸橋と本奥戸橋の辺りから舟で中川をわたっていました。木の橋が完成した後、しばらくは地域の人たちが橋の管理をして、橋をわたる人はお金を払ってわたっていました。橋は地震や水害でこわれたり流されたりしたため、何度もつくり直されました。
木でつくられた橋と昔ながらの立派な門がまえの農家があった昭和時代のはじめごろの奥戸では、時代劇の映画の撮影が行われることもありました。