子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第9節 昭和時代

■高度経済成長から安定成長へ :

高度経済成長は1973(昭和48)年に終わり、安定的な成長をするようになります。このころ葛飾区では施設の整備が進んでいきました。

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高度経済成長の終わり  
 高度経済成長は、1973(昭和48)年の石油危機により終わりをむかえます。原油が多くとれる地域で起きた戦争により原油が値上がりし、世界的に経済が混乱しました。日本でも、物不足への不安から、トイレットペーパーなどを買う人の行列ができました。  
 その後の日本は、安定的に成長を続け、1986(昭和61)年からは、景気がよい状態が続きます。この経済状態は、後にバブル経済と呼ばれました。バブルとは泡という意味で、泡はふくらんですぐにはじけて消えてしまいます。景気のよさも1991(平成3)年に約5年でしぼんでしまったことから泡に例えられたのです。

トイレットペーパーなどを買い求める人びと

石油危機による不安から混乱も起こりました。
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1988〔昭和63〕年ごろの曳船川

水質が悪化し、においも問題になっていた曳舟川は、1990〔平成2〕年に曳舟川親水公園に生まれ変わりました。
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1988〔昭和63〕年ごろの曳舟川親水公園
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