子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第9節 昭和時代

■戦後の復興と高度経済成長 :

戦後の復興をとげた日本は、1950年代中ごろから1970年代にかけて経済成長を続け、葛飾区も姿を大きく変えていきます。



進む葛飾区の復興  
 葛飾区も1950(昭和25)年ごろになると、復興が進み、工場数が増加してきます。1950(昭和25)年の工場数は1017工場ですが、5年後には2562工場と倍以上になっています。また、1952(昭和27)年には、四ツ木橋が完成し、交通の便もよくなりました。

四ツ木橋の開通式(1952〔昭和27〕年)

開通式には多くの人が集まりました。
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復興から高度経済成長へ  
 1950年代中ごろから1970年代にかけての日本は、高度経済成長期をむかえ、国民の生活は豊かになり、「三種の神器」と呼ばれた白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫が各家庭に広まっていきました。  1964(昭和39)年には、東海道新幹線が開通し、東京オリンピックが開催され、頭文字を取って「3C」と呼ばれたカラーテレビとクーラー、カー(車)が広まりました。

葛飾区内を走る東京オリンピック聖火リレー

1964(昭和39)年10月7日に聖火が区内をかけぬけました。
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博物館にある三種の神器(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)
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博物館にある三種の神器(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)
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昭和30年代の茶の間

葛飾区郷土と天文の博物館に再現されています。
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