子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第10節 平成時代

■平成時代の葛飾区 :

平成の初めのころは景気が良かったのですが、1991(平成3)年にバブル経済が崩壊すると景気が悪くなりました。2008(平成20)年にもアメリカの会社の倒産をきっかけとした世界的な不況(リーマン・ショック)があり、経済成長はのび悩んでいます。また、平成時代には、パソコンやインターネットのふきゅうが進みました。



大規模工場跡地の整備  
 平成になって、葛飾区にあった大きな工場がだんだんとなくなりました。これは、企業が土地や労働者の給料などの安い海外や地方へ工場を移転・統合したためです。工場が建っていた大きな土地には、現在、大学、公園や商業施設などが建てられ、多くの人が利用しています。

三菱製紙中川工場→葛飾にいじゅくみらい公園と東京理科大学葛飾キャンパス

大正時代に開業した三菱製紙中川工場は、2003(平成15)年に操業を停止しました。その後、2013(平成25)年に葛飾にいじゅくみらい公園と東京理科大学葛飾キャンパスなどになりました。
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日本紙業亀有工場→アリオ亀有

大正時代に開業した日本紙業(当時は日本紙業製造、後の日本板紙)亀有工場は、2003(平成15)年に操業を停止しました。その後、2006(平成18)年にアリオ亀有が開店しました。
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