子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第5節 室町・安土桃山時代

■葛西城での暮らし :

茶を楽しむ
 全国的にもめずらしい青花器台と茶うすが見つかっています。器台とは花びんなどをのせる台のことで、茶うすは茶の葉を粉にしてまっ茶にする道具です。これらは、茶を楽しむ席などで使われるもので、茶を飲みながら花や器を見て楽しんでいたことがわかります。
 また、手に入りにくいめずらしい品は、持ち主の大きな力を示すもので、葛西城には位の高い人が住んでいたことがわかります。

出土した茶うすや器(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)
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