キノコによる食中毒の防止について

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ページ番号1037691  更新日 令和8年8月28日

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 現在、日本では数千種類ほどのキノコがあると言われていますが、その中でも食用とされているキノコは約100種類、毒キノコは約200種類ほどしか鑑別されておらず、その他大半のキノコは食用なのか毒があるのか不明のままです。毎年、秋になるとキノコ中毒が多く発生しているため、キノコの採取には十分な注意が必要です。

キノコによる食中毒の原因

 令和7年は、キノコによる食中毒が全国で16件(患者数46人)発生しており、これらはすべて10月から11月にかけて起こっています。
この時期は、野生のキノコを見かける機会が増えますが、毒キノコと食用キノコが近くに生えていたり、一見すると食べられそうに見えたりするため、誤って採取し、食べてしまうケースがあります。
野生のキノコについては、食べられるかどうかを自己判断せず、必ず専門家や専門機関に確認するようにしましょう。
 

食中毒の原因となる主な毒キノコ

1.クサウラベニタケ(毒)

食用のシメジ類やウラベニホテイシメジと似ているため、誤食が多いです。

クサウラベニタケの写真
クサウラベニタケ(毒)
うらべにほていしめじの写真
ウラベニホテイシメジ(食用)
ウラベニホテイシメジの傘の写真
ウラベニホテイシメジ(食用)の傘

2.ツキヨタケ(毒)

ブナの枯れ木に重なるように発生し、シイタケやムキタケなどと似ているため食中毒が多いです。柄を縦に裂くと黒いシミがあり、発光性があるので暗がりで青白く光ります。

ツキヨタケの写真
ツキヨタケ(毒)
つきよたけのつばの写真
ツキヨタケ(毒)のツバ

つきよたけのえの写真
柄に黒いシミのある方がツキヨタケ(毒)
くらいところで光るツキヨタケの写真
暗所で発光するツキヨタケ(毒)

3.カキシメジ(毒)

林内の地上から発生する地味な色のキノコで、古くなるとヒダに赤褐色のシミができます。

カキシメジの写真
カキシメジ(毒)
カキシメジのひだの写真
カキシメジ(毒)のヒダ

4.ドクツルタケ(猛毒)

林内の地上から発生する、全体が白色のキノコです。傘の下にツバと呼ばれるヒダと、柄の根本にツボと呼ばれるふくらみがあります。猛毒キノコで、死亡事例も報告されています。

ドクツルタケ(猛毒)の写真
ドクツルタケ(猛毒)

5.ニガクリタケ(毒)

切り株、朽木などから発生する苦みのある黄色いキノコで、一年中発生します。

ニガクリタケノシャシン
ニガクリタケ(毒)

キノコによる食中毒防止5カ条

シメジのイラスト

 キノコによる食中毒を起こさないために、次のことに注意しましょう。

1. 確実に鑑定されたキノコ以外は、絶対に食べない!

2. キノコ採りは専門家に同行してもらい、毒キノコを混入させない!

3. 言い伝えや迷信は、むやみに信じない!

<迷信の例>

・ 柄を縦にさくことができるキノコは食べられる(ウソ)

・ 地味な色をしたキノコは食べられる(ウソ)

・ 虫が食べているキノコは食べられる(ウソ)

・ ナスと一緒に料理すれば食べられる(ウソ)

・ 塩漬けや乾燥すれば食べられる(ウソ)
 

4. 図鑑の写真や絵をもとに、勝手に判断しない!

5. 食用のキノコでも、生の状態で食べたり、一度に大量に食べたりしないようにしない!

 

※もし、誤って毒キノコを食べて中毒を起こした場合は、早急に治療を受けることが大切です。なお、原因となったキノコが残っている場合は、治療の参考になる可能があるため、受診の際に持参しましょう。

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