平成23年第2回葛飾区議会定例会区長挨拶要旨

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ページ番号1005401  更新日 平成27年12月19日

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葛飾区長 青木克德の写真
葛飾区長 青木克德

 平成23年第2回区議会定例会の開催に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。

 平成23年度も2か月余りが経過いたしました。この間、区政は、区議会並びに区民の皆様との連携・協力によりまして、順調に推移をしております。深く感謝を申し上げます。

 はじめに、平成23年3月11日に発生した東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、家屋が倒壊・流出、あるいは原子力発電所の事故などで避難生活を強いられている方々をはじめ多くの被災者の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

 本区では、同日14時46分の地震の発生と同時に、「災害対策本部」を設置し、全職員が被害情報の収集や応急対策活動に当たりました。特に、地震により交通機関が止まったことで、多くの方々が帰宅できない状況になったことから、同日18時15分に全小中学校など75か所の避難所を帰宅困難者受入れのために開設いたしました。翌日の閉鎖までの間に、延べ1千人を超える方々が避難所で仮眠をされ、区では、飲み水や毛布、食料等を提供いたしました。

 区内の被害状況について申し上げますと、東金町の一部で液状化現象が発生したことが原因で建物に被害が生じたのをはじめ、屋根の破損や壁のはがれ等が区内各所で発生し、5月末現在、213通のり災証明書を発行いたしました。このような区内における液状化現象による被害状況を踏まえまして、このたび被害に遭われた方々の生活の立て直しに資するため、災害援護資金の貸付利率や償還期間等の貸付条件緩和を内容とする「葛飾区災害弔慰金の支給等に関する条例」の一部改正を、本定例会に上程いたしますので、よろしくお願いいたします。

 また、区と災害協定を結んでいる都市には大きな被害を受けている地域もあり、土浦市をはじめ、塙町、小山市、二本松市などに救援物資を送らせていただきました。また、3月23日から27日まで保健師2名を気仙沼市に、廃棄物処理の支援として、4月17日から5月7日まで職員延べ9名を仙台市へ派遣するとともに、4月24日から29日まで宮城県遠田郡美里町へ10名、5月11日から17日まで同県本吉郡南三陸町へ3名の職員を派遣し、地震被害の判定や家屋調査等の地震被害の調査事務の支援を行いました。今後も、各自治体の要請等に応じて、人的・物的支援を積極的に行ってまいります。

 3月16日には、東京電力福島第一原子力発電所の事故にともない、「危機管理対策本部」を設置いたしました。また、3月18日からは、水元学び交流館で避難してきた方々の受け入れを行ってまいりました。受け入れに当たりましては、避難者の方々を思いやる、区内各地の自治町会の方々をはじめ、多くの方から支援物資をいただきました。これらの支援物資を仕分けるにあたり、葛飾区社会福祉協議会と連携をとり、ボランティアセンターに登録したボランティアの方々にご協力をいただきました。また、避難してきた方々への炊き出しにつきましては、地元自治町会をはじめ様々な団体などのご協力もいただきました。その後、避難者の方々も4月末までには区営住宅、都営住宅などに入居し、新たな生活を始めています。地元自治町会会長をはじめ、ボランティアの方々など、親身になってご支援をいただきました皆様にあらためて感謝を申し上げます。

 震災発生後、議員各位におかれましては、これまでの区の活動と連携・協力して、被害情報を含め様々な情報をお寄せいただいております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

 私自身も、5月1日と2日にかけて、東日本大震災の被災状況や避難所の運営等を把握するために、宮城県と福島県へ行ってまいりました。

 初日に石巻市の亀山市長さんと面会をいたしました。市からの要請に基づいてお贈りした食糧保管用の冷蔵庫などの支援物資や火葬の協力に対し、市長からは感謝の言葉を頂きました。私は、今後とも必要な支援を継続して行っていくことをお伝えし、「災害時における相互応援協定」の締結に向けての合意をいたしました。
その後、石巻市内を視察いたしましたが、商店街や沿岸の町並みは、津波により壊滅状態となっており、信号機も壊れ、電気も復旧していない場所では、警察官が手信号で車を誘導するなど、震災から2か月近く経過した時点においても、復旧作業が思うようにはかどっていない状況にありました。また、地震による地盤沈下も激しく、海水が道路に流れ込み、通行に支障が生じている箇所もあり、今回の地震、津波が与えた被害の大きさに改めて驚愕した次第であります。

 翌5月2日には、既に「災害時における相互応援協定」を締結している二本松市へお見舞いに行ってまいりました。二本松市は、地震そのものの被害も少なくはありませんでしたが、それ以上に、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う避難者の受け入れで大変ご苦労をされているようでした。二本松市の三保市長さんからは、私と会うなり、開口一番、本区から避難者用の支援物資がいち早く届けられたことへのお礼の言葉を頂きました。そして、今後とも、災害時だけでなく経済活動など広範囲にわたって、本区と二本松市との協力関係を構築していくことで合意をいたしました。

 いまだ、福島第一原子力発電所の事故の収束が見えない状況ではありますが、今後とも、迅速かつ適切に対応してまいりますので、連携し、協力くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 次に、わが国の経済の景気動向についてであります。内閣府の5月の月例経済報告によりますと、「景気は、東日本大震災の影響により、このところ弱い動きとなっている。また、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある。」との基調判断が示されております。東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う、夏季に向けての電力使用制限による企業の生産活動の制約や自粛ムードは、更なる景気や雇用の悪化を招き、今後の地方税収にも大きな影響を及ぼすことが確実視されております。

 こうした中、今定例会に「平成23年度第一次補正予算案」を提案させていただきました。大震災による区民生活の不安をできる限り払拭するよう最大限努めてまいる所存でございます。

 東京電力の電気供給力の大幅な減少により、電力需要がピークを迎える夏季に向けて、政府は、家庭、企業とも、前年比15%程度の最大使用電力の抑制を求めております。本区においても節電対策として、区民向けのLED電球購入費助成や事業者向けの高効率蛍光灯・LED照明機器の設置費助成の実施、また、太陽光発電システム設置費助成を拡大するなど、区民の皆様、事業者の皆様に節電にご協力いただけるよう普及促進事業に力をいれてまいります。さらに、区内最大規模の事業所である立場から、区自らが率先して節電対策を実施していくため、冷房機器設定温度の28℃への徹底及び運転時間の短縮、照明器具の反射板設置やLED化、庁舎議会棟前や保育園等への緑のカーテンの設置などにより、国の基準を上回る電気使用量の削減に努めてまいります。区民、事業者、区が一体となって節電に取り組むことで、この夏の安定的な電力供給に寄与したいと考えております。

 加えて、東日本大震災及び原子力発電所の事故により、本区においても、直接あるいは間接的被害を受けている区内中小企業の経営は非常に厳しい状況にあります。区は、建物や設備に直接被害を受けた区内中小企業の資金調達を支援するため、信用保証料及び利子について区が全額負担する災害応急資金融資を本年3月28日に創設し、融資のあっせんを実施しております。また、地震により設備被害を受けた区内の公衆浴場に対して、その修繕費を助成することで利用する区民の皆様が安心して入浴できる環境の確保と経営の安定を図ってまいります。さらに、区内商店街においては、電気使用量の縮減や全国的な自粛ムードの中で、消費が落ち込み、売上げが減少している状況がございます。その中にあっても自発的な募金活動などを行い、被災地の復興を支援する機運も高まってきています。そこで、区内の商店街が実施する復興支援を目的とした地域連携イベントに対して緊急的に助成してまいります。

 次に、「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現及び中期実施計画の着実な推進を目的に編成をいたしました、平成23年度当初予算に計上した主な重点事業の進捗について申し上げます。

 はじめに、「子どもが元気に育ち、豊かな人間力を育む環境づくり」について申し上げます。まず、「保育園等の待機児解消への取り組み」についてであります。昨年度は、保育所の新設等により定員を215名増やしたところであります。しかし、昨今の社会経済状況の悪化に伴い、働く保護者が増加していることにより、入所希望者が増え続け、本年4月1日現在の待機児数は145名となっております。そのため本年度は、私立認可保育園1園、私立認可保育園分園1園の開設、また、保護者の利便性や保育時間を考慮した認証保育所を本年5月に1園開設するなど、合わせて255名の定員増を予定しております。さらに、平成24年4月には私立認可夜間保育園1園及び認証保育所1園の開設も予定しております。今後とも、必要な地域に可能な限り早急に認可保育園や認証保育所を整備していくことで、待機児の解消に努めてまいります。

 次に、「学童保育クラブの設置」についてであります。昨年度、小学校内に2か所の民設民営による新たな学童保育クラブをオープンいたしました。本年度につきましても、小学校内に2か所民設民営による学童保育クラブを整備いたします。これからも、学童保育クラブの入会希望者が増加の一途をたどっている現状に対応するため、児童の安全を第一に考えながら、児童への指導・健全育成の場として、保護者が安心して預けられるよう、後期「子育て支援行動計画」に基づき、小学校内への設置を進めてまいります。

 次に、「保健所及び子ども総合センターの開設」についてであります。本体工事につきましては、本年3月22日に竣工し、現在、レントゲン機器等の備品の設置、子育てひろばの整備等を行っているところであります。また、本年4月から子ども総合センターの運営を担う子ども家庭支援課を子育て支援部に設置し、母子健診など保健分野と発達相談や虐待防止の福祉分野を一体化したサービス提供に、いち早く取り組んでいるところでございます。今後も7月19日のオープンに向け、鋭意、準備を進めてまいります。なお、同施設の開所にあたりましては、記念式典のほか、多くの区民の皆様に施設をお披露目し、その役割など事業内容を知っていただき、身近な施設として活用していただくため、オープニング事業を計画しております。関係団体とも協力しつつ、施設をあげて実施する健康フェスティバルや、がんやうつ病対策の保健分野と子育て支援分野等7つの分野ごとの記念講演会、健康づくり推進員との協働による健康フェアを順次開催し、新たな施設やその役割の一端をPRしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、「教育振興ビジョンの推進」について申し上げます。本年度から小中学校74校全校が、統一的に土曜日授業を実施することとし、保護者や地域の方々にご参加いただいている「葛飾教育の日」についてでありますが、第1回目を4月16日に、第2回目を5月14日にそれぞれ実施し、小中学校合わせて1回当たり約23,000人と大変多くの保護者や地域の方々に学校へお越しいただきました。通常の授業の他に学校ごとに創意工夫を凝らした取組みを行い、参加した保護者や地域の方々からはご好評をいただいているところでございます。今後とも、「葛飾教育の日」の実施により、子どもたちの学習機会の拡大と、学校公開による保護者や地域の方々の学校教育への参画を推進してまいります。

 次に、「ともに支えあい、いきいき暮らせる健康づくり」について申し上げます。「介護保険サービスの充実」についてでありますが、4月20日に認知症高齢者グループホーム「第2かつしか苑グループホーム」が、堀切七丁目にオープンいたしました。この施設は、定員18名で区内では18番目のグループホームとなるものでございます。また、4月28日まで地域密着型サービス事業計画の募集を行い、このたび新たに認知症高齢者グループホームの計画をひとつ選定いたしました。これにより、認知症高齢者グループホームの整備は開設準備中を含め24施設、411名分となったところであります。今後とも、認知症高齢者グループホームなど地域密着型サービス事業の推進に努め、第4期介護保険事業計画の達成に全力で取り組んでまいります。

 次に、「住み続けたいと思える、安全・安心なまちづくり」について申し上げます。災害への対策といたしまして「耐震改修助成」についてであります。冒頭で申し上げましたとおり、3月11日に発生いたしました東日本大震災での、葛飾区の震度は5弱、揺れの長さが2分余りと、これまでにない大きな地震であり、本区におきましても防災対策の重要性を改めて認識する地震でございました。区では、今回の震災を教訓に耐震化の一層の促進を図るため、防災都市づくり推進計画の整備地域内や、高齢者や障害者がお住まいの住宅につきましては、耐震診断にかかる経費を全額区が負担することといたしました。また、耐震改修にかかる経費につきましても、区民の皆さんの負担を軽減するとともに、耐震シェルター設置の補助要件を緩和するなどの対応により、耐震対策の向上を図ってまいります。

 次に、「葛飾の良さを活かした、魅力と活力あふれるまちづくり」について申し上げます。

 はじめに「産業の活性化」についてであります。東日本大震災による被災地経済の停滞や、震災後の計画停電や節電による経済活動への影響は、3年前のリーマンショックから立ち直ろうとする矢先の本区経済にとって大きなマイナス要因であり、長引く円高傾向もあり、区内中小零細企業の経営環境は、より厳しくなるものと考えております。このため、本年度も緊急資金融資及び債務一本化融資を継続し、震災等によって売上の減少などの間接被害を受けている中小企業に対する資金調達支援にも取り組んでいるところであります。また、意欲ある区内中小企業を支援するための店舗等改善資金や設備リース支援制度を本年4月に創設しており、今後も、区内の中小企業の安定的な経営を支援するための産業経済対策をスピーディに進めてまいります。 

 次に、雇用対策についてでありますが、厳しい雇用情勢の中、今春卒業の大学生の就職率が過去最低を記録するなど、卒業後も就職活動を余儀なくされている若者が増えております。こうした方々を支援するとともに区内企業の人材確保を図るため、卒業後3年以内の新規学卒者を試行雇用したのち、正規雇用した企業に奨励金を支給する国の施策に、区が上乗せ支給する「3年以内既卒者トライアル雇用特別奨励金」を補正予算案に計上したところでございます。

 次に、「産学公連携推進事業の推進」についてであります。平成25年4月に開学する東京理科大学と区内産業の連携を円滑にスタートさせるため、23年度より3年間で計画的に様々な取組みを実施してまいります。23年度においては、東京理科大学及び区内企業等、双方にアンケートによる意向調査やヒアリングを行い、産学公連携に必要なデータベースを整備するとともに、大学の研究室や町工場の見学会などを実施し、相互理解と交流を深めてまいります。また、具体的に本区の特性を活かした産学公連携のあり方を検討し協議する場として、区内産業の代表や東京商工会議所葛飾支部、東京理科大学、それに区などで構成する「(仮称)産学公連携推進協議会」を立ち上げてまいります。

 次に、「観光振興」についてであります。

 今回の震災により、様々な活動の自粛等もあり、観光に関しても、直接の被害があった地域だけでなく、それ以外の観光地においても旅行者が著しく減少するなど、各地域にとって深刻な状況となっております。現時点は、被災地におけるインフラ等の復旧作業など、被災者への直接的な支援が重要な局面にありますが、現在開催されている「菖蒲まつり」や今後実施予定の「葛飾納涼花火大会」、「こち亀イベント」などを通して、「葛飾の元気」を積極的に発信していくことも、被災地への経済的かつ精神的な応援になると考えておりますので、今後も継続的な観光情報の発信に取り組んでまいります。

 次に、「JR常磐線金町駅東側南北道路拡幅整備事業」についてであります。

 平成16年度に着手し、6年余り工事を行ってまいりましたJR常磐線金町駅東側の南北道路につきましては、いよいよこの7月に開通する運びとなりました。従前、この道路は狭い一方通行道路でございましたが、完成後には歩車道が分離され、バスや消防車なども通行できる2車線道路となります。これにより、南北間交通の利便性及び安全性の向上が図られるほか、中央図書館や平成25年に開設する東京理科大学なども含めた金町駅周辺地域の回遊性も大幅に向上することとなり、金町地域全体の活性化に大いに寄与できるものと期待をしております。今後は、南北道路の開通を契機といたしまして、金町地域がより一層発展してまいりますよう、積極的にまちづくりに取り組んでまいります。

 次に、「区民とともに築く、人にやさしく住みよいまちづくり」について申し上げます。

 はじめに、「葛飾区環境基本計画(第2次)の推進」についてであります。今年度スタートした「葛飾区環境基本計画(第2次)」では、区民・事業者・区の協働と参画による「エコのわ」形成プロジェクトとして、より良い環境を次世代に引き継ぐための人づくりやネットワークの形成を目指し、本計画に基づいた具体策を進めてまいります。今年度は、区民・事業者に向けた環境行動の支援を図るため、エネルギー使用量やCO2排出量を随時把握できる計測機器「省エネナビ」を家庭・事業者に配付し、省エネ効果の「見える化」により温室効果ガス削減をより一層進める「かつしかCO2ダイエットチャレンジ事業」を開始いたします。また、民間建築物における環境負荷の低減を図るため、区民・事業者に向けた環境配慮のためのガイドラインを作成するなど、区民や事業者の皆様との連携のもと、着実に事業を推進してまいります。こうした事業の積み重ねが、現在、喫緊の課題となっている節電対策につながっていくと強く信じるものであります。

 次に、「立石図書館及びかつしかエコライフプラザの開設」についてであります。平成21年10月から工事を行ってまいりました立石図書館及びかつしかエコライフプラザが、いよいよ6月30日にオープンいたします。施設のオープンを記念して、7月の約1か月間、本や絵本の作家による講演会をはじめ、環境と教育が融合した複合施設というメリットを十分に活かし、様々なオープニング記念行事を実施してまいります。

 立石図書館においては、駅に近いという立地特性を踏まえ、通常の図書館サービスに加え、ビジネス支援サービスやICTを活用した図書館サービスを充実させ、仕事帰りの方や区内の企業の方々への情報提供も積極的に行ってまいります。

 また、かつしかエコライフプラザでは、家具や日用品の展示販売に加え、幼児から大人まで、幅広い年代を対象にした、自然環境体験や廃材を活用したエコ工作などの教室、打ち水講座、フリーマーケットなど数多くの事業を実施して、区民の皆様に施設のオープンを広くお知らせするとともに、区民の活動実践の場として継続的に利用されるよう、賑わいのある施設づくりを進めてまいります。

 以上、「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現に向けた平成23年度当初予算案における主要事業の概要とその基本的な考え方、並びにその他の当面の課題について申し上げました。

 その他、本定例会にご提案を申し上げます案件につきましては、上程の折に主管者から詳細にわたりご説明をさせていただきますので、よろしくご決定を賜りますようお願い申しあげまして、平成23年第2回区議会定例会の開催に当たりましての私のご挨拶とさせていただきます。