春の生き物を探しに行こう

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ページ番号1038654  更新日 令和7年4月22日

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春の陽気を楽しみながら、草花などの生き物を探しに出かけてみませんか。
今回は、鎌倉公園で春に見られる生き物を紹介します。

お子さんから大人まで幅広い世代が楽しめる

鎌倉公園南側エリア(鎌倉3‐22‐1)


野草園をはじめ公園内では、年間200種以上の草花の他、チョウやトンボなど四季折々の生き物を観察することができます。
自然に詳しい専門員によるガイドウオークやイベントも実施しています。

【開園時間】 午前9時~午後6時(10~3月は午後5時まで)
【休園日】 不定休(5月は7日(水曜日)・19日(月曜日))
【アクセス】 新柴又駅から徒歩約5分、京成高砂駅から徒歩約10分
 障害のある方は駐車場を利用できます。事前にお問い合わせください。
【問い合わせ】 鎌倉公園野草園管理所 電話 03‐3659‐7655

親子自然あそび教室 春の生きもの探し

【日時】 5月17日(土曜日)午前10~11時
【対象】 3~5歳のお子さんと保護者5組(1組2人)
【申込方法】 電話か窓口で、5月8日(木曜日)午後6時まで(多数抽選)。
【会場・申し込み】 鎌倉公園野草園管理所(鎌倉3‐22‐1) 電話 03‐3659‐7655

 

専門員の方にお話しを伺いました

共生をテーマにした環境づくり

鎌倉公園では、人と生き物の「共生」というテーマのもと、園内にできるだけ多様な生き物が暮らしていけるような環境づくりをめざしています。
その一環として、エコスタック(石や枝を組み、落ち葉を敷き詰めたもの)など生き物が暮らせる場所を作る取り組みも行っています。
園内にはさまざまな植物があり、その植物を食べる昆虫、さらにその昆虫を目当てに他の昆虫や鳥、両生類、爬虫類(はちゅうるい)といった多くの生き物が集まってきています。
園内を歩きながら、多くの生命の循環を感じていただけるとうれしいです。

エコスタックの写真
エコスタック
展示や憩いの場としての野草園管理所

園内にある野草園管理所では、五感を使う体験型の展示、生き物の飼育展示、テーマを設けた企画展示などを行っています。
自然や鎌倉地域のこと、葛飾区の情報を知ることができます。
また、休憩所として利用することもできます。ぜひ立ち寄ってみてください。

野草園管理所内の写真
野草園管理所内
展示の写真
どんな匂いがするか かいでみよう

鎌倉公園で探してみよう 春の生き物

去年の5月に見られた生き物をもとに紹介しています。
見つからないときは、野草園管理所の職員にお尋ねください。
最新情報は鎌倉公園ブログからご覧になれます。

【問い合わせ】 鎌倉公園野草園管理所 電話 03‐3659‐7655

 


ドクダミ・ヤエドクダミの写真

ドクダミ・ヤエドクダミ

白い花びらに見える部分は実は「苞(ほう)」といい、葉が変形したものです。
ヤエドクダミは苞が八重(やえ)につく品種で、区内で見られる場所はそれほど多くありません。

 


カワラナデシコの写真

カワラナデシコ

細かく切れ込みのある花が特徴で、園内では赤と白の花が見られます。
秋の七草の1つですが、初夏には咲き始めます。

 


シャクヤクの写真

シャクヤク

しなやかで優しげという意味の言葉でも表現されるように、すらりとした茎に咲く大輪の花は見応えがあります。

 


ハコネウツギの写真

ハコネウツギ

枝先に固まって咲く花は、白から徐々に赤へ色を変えます。
色の違う花がグラデーションになって咲いている姿が見られます。

 


アジサイの写真

アジサイ

花びらに見える部分は「がく」と呼ばれる葉が変化したもので、本当の花は中央の小さな花です。
園内には神奈川県鎌倉市から寄贈されたアジサイもあります。
例年、本格的に咲くのは6月ごろです。

 


ヒツジグサの写真

ヒツジグサ

日本に自生するスイレンの仲間で、水面に白い花を咲かせます。
未(ひつじ)の刻(午後2時)に開花することからその名前が付いたとも言われています。
園内では、正午くらいから開花が見られます。

 


園内マップの画像

  1. ドクダミ・ヤエドクダミ
  2. カワラナデシコ
  3. シャクヤク
  4. ハコネウツギ
  5. アジサイ
  6. ヒツジグサ

 

 


クロスジギンヤンマの写真

クロスジギンヤンマ

ギンヤンマとよく似ており、胸の黒い筋で見分けます。
園内では、水路にヤゴ(幼虫)が見られます。
羽化しているときは、触らずに見守りましょう。

 


ツチイナゴの写真

ツチイナゴ

バッタの仲間は卵の姿で冬を越すことが多いですが、ツチイナゴは成虫の姿で冬を越します。
全体が褐色で、目の下の涙を流しているような模様が特徴です。

 


アオスジアゲハの写真

アオスジアゲハ

黒地に青緑色の帯が透けて見える羽を持つ、アゲハチョウの仲間です。
園内では、花の蜜を吸っているところがよく見られます。
幼虫はクスノキの葉を食べます。

 

野草園管理所からのお願い

  • 生き物を取らない
  • 生き物を持ち帰らない
  • 外から生き物を持ち込まない

季節の生き物に出会える区内の公園

水元公園内 水元かわせみの里(水元公園8‐3)

カワセミの写真

水元小合溜(こあいだめ)の水を浄化し、カワセミをはじめ、かつて生息していた生き物を呼び戻すために作られた施設です。
地域の自然や歴史を伝える展示や講座を行っています。
また、施設周辺のさまざまな生き物について専門員が楽しく案内するガイドウオークを行っています。
【問い合わせ】 水元かわせみの里 電話 03‐3627‐5201
【担当課】 環境課

堀切水辺公園(堀切1‐12地先~7番地先)

花菖蒲や菜の花、コスモスなど季節の花を楽しむことができる他、花摘みイベントも行っています。

花菖蒲の写真
花菖蒲
菜の花花摘みイベントの写真
菜の花 花摘みイベントの様子

葛飾あらかわ水辺公園(西新小岩3‐35地先~新小岩1‐1地先)

菜の花やコスモスなど季節の花を楽しむことができる他、花摘みイベントも行っています。

堀切水辺公園・葛飾あらかわ水辺公園について
【担当課】
 公園課

このページに関するお問い合わせ

公園課管理運営係
〒124-0012 葛飾区立石6-9-1
電話:03-3693-1777 ファクス:03-3697-6275
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。