■戦後の教育 :
戦後は、20歳以上の全ての男女に選挙権が保障され、日本国憲法が公布されるなどいろいろな制度が大きく変わりました。また、教育の制度も大きく変わりました。
大きく変わった教育制度
終戦後、学童疎開していた児童は、家にもどり学校での授業がはじまります。授業の内容は、国のために働いたり、兵隊を育てるための教育から、民主主義に基づいて平和な国をつくるための教育に変わりました。 また、小学校6年間と中学校3年間が義務教育になり、男女共学もはじまりました。
黒くぬりつぶされた教科書
終戦直後は、それまで使っていた教科書を使いました。そのときは、戦争に関する部分を黒くぬりつぶして使いました。
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戦前・戦後の義務教育の変化
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間借りして始まった中学校
1947(昭和22)年から中学校が義務教育になり、中学校をつくることになりました。その年には葛飾区内に12校の中学校が開校しましたが、そのほとんどが小学校を間借りしたものでした。
奥戸中学校(1947〔昭和22〕年)
開校当時の奥戸中学校(左)、右は奥戸小学校です。
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