第3章 地域の歴史
第6節 細田・鎌倉
■ :細田・鎌倉
東覚寺の紙本着色地蔵・十王図(葛飾区指定有形文化財)(細田3丁目)
東覚寺は、1617年に創建されたと伝えられています。寺にある十王図は、「東覚寺の閻魔様」として知られ、かつては、一般の人に見せるときに寺の前に市場が開かれるほど多くの人が集まりました。十王とは亡くなった人の罪を裁くといわれている10人の王で、閻魔王や泰山王などがいます。十王図は、古くなりしばらく公開ができませんでしたが、2012(平成24)年度に修復して、公開されました。