黄色ブドウ球菌食中毒に注意しましょう

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ページ番号1001996  更新日 令和5年7月6日

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黄色ブドウ球菌がつくる毒素によって、食中毒になることがあります。
令和4年にはこの菌による食中毒が全国で15件発生し、231名の患者がでています。

特徴

最大の特徴は、菌が増殖する際に毒素を作り出すことです。その毒素は熱に強く、摂氏100度で30分間加熱しても毒性がなくなることはありません。したがって、黄色ブドウ球菌が増えた食品を加熱したとしても、それを食べることによって食中毒が起きてしまう危険性があります。

原因食品

この菌はヒトを取り巻く環境に広く分布し、手に傷のある人や食肉などから検出されます。
そのため、手に傷のある人が素手で調理したおにぎりやサンドイッチ等が、黄色ブドウ球菌食中毒の主な原因食品となっています。
また、健康な人でものどや鼻の中などにこの菌がいることがあります。

潜伏期間と症状

発症までの時間が1時間から5時間(平均3時間)と短く、症状では激しい嘔吐が最大の特徴です。

予防方法

  1.手洗いの徹底
  2.食品の冷蔵保管
  3.手指に傷がある時は、食品を直接触らない
  4.できあがった食品はすぐに食べる

調理する前はしっかりとした手洗いを心がけ、おにぎりやお弁当を持ち運びするときには保冷剤を使用するなどしてこの食中毒を予防しましょう。

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このページに関するお問い合わせ

生活衛生課食品衛生担当係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1242 ファクス:03-3602-1298
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