子ども葛飾区史

第3章 地域の歴史


第12節 四つ木(四つ木・東四つ木)

■ :四つ木(四つ木・東四つ木)

京成押上線四ツ木駅と周辺のまちづくり  
 1912(大正元)年にできた最初の四ツ木駅は、現在の駅より北側にありました。このころは、1両だけの電車が1時間に1本走っているだけで駅員も1人くらいでした。その後、大雨による川の氾らんから東京を守るため、現在の荒川をつくる工事が始まったことから、鉄橋と線路を新しくつくらなければならなくなりました。この新しい線路のルートに合わせて、1923(大正12)年、今の場所の近くに駅が移りました。  
 現在の四ツ木駅は、1999(平成11)年に完成しました。四ツ木駅の周りでは、なかなか開かない踏切をなくすために線路を高い場所につくり直す工事や、災害に強い地域にするため、せまい道路を広くしたりしています。また、木でできた古い建物を燃えにくい建物に変えていく事業も進められています。

四ツ木駅(昭和50年代)
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現在の四ツ木駅
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