第3章 地域の歴史
第5節 高砂
■ :高砂
曲金菜
「曲金菜」とは、現在の高砂辺りで多くつくられていた白菜に似た葉物野菜です。1932(昭和7)年まで高砂は曲金という地名で、ここに住む関根保太郎さんが中心となって品種改良をしたことから曲金菜という名前になりました。
明治時代の終わりから大正時代のはじめにかけてかなりの量が出荷され、となりの新宿が曲金から種を手に入れて改良したという記録も残っています。その後、ほかの野菜におされて、見られなくなっていきました。
曲金菜
「曲金菜」とは、現在の高砂辺りで多くつくられていた白菜に似た葉物野菜です。1932(昭和7)年まで高砂は曲金という地名で、ここに住む関根保太郎さんが中心となって品種改良をしたことから曲金菜という名前になりました。
明治時代の終わりから大正時代のはじめにかけてかなりの量が出荷され、となりの新宿が曲金から種を手に入れて改良したという記録も残っています。その後、ほかの野菜におされて、見られなくなっていきました。