第3章 地域の歴史
第5節 高砂
■ :高砂
地名の由来
【高砂】1932(昭和7)年まで「曲金」とよばれていました。曲金は約620年前の室町時代の資料にも出てくる古い地名です。明治時代になると、地元の人から読みにくいなどといわれました。そのため1932(昭和7)年に葛飾区が誕生したときに、それまで使われていた小字名(村より小さい単位の地名)の中から一番縁起のよい「高砂」を地名にしたのです(曲金村高砂という地名がありました)。なお、駅の名前は地名より早く、1913(大正2)年に曲金から高砂に変更されています。