子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第10節 平成時代

■これからの葛飾区 :

未来の葛飾に向けて
まちの姿が変わっても、下町人情が引きつがれているのが葛飾区です。人情にあつい住民皆さん、豊かな自然、多くの観光名所など葛飾の財産をいかし、よりよいまちづくりが進められています。



自分たちでつくるまち  
 中川や江戸川など多くの川が流れる葛飾区は、昔から豊富な水を使って、畑や水田で農作物をつくる農村地帯でした。明治時代から大正時代になると、河川を使う大きな工場が建ちはじめ、工業も発展しました。また、明治時代から昭和時代にかけて鉄道が通って駅ができると、駅前を中心に開発が進み、やがて駅からはなれていた農地も住宅地になっていきました。平成時代に入るとまちづくりがさらに進み、現在の葛飾区の姿となりました。  
 時代が移り変わる中でも、映画「男はつらいよ」や漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でえがかれている下町人情は引きつがれています。近所の人と助け合い、困った人がいると声をかける姿が現在も見られ、人とのつながりが大切にされています。また、人と人とのきずなも強く、自治町会など住民の活動が活発で、「自分たちのまちは自分たちでつくる」という意識が高い地域です。

きれいなまち並みに

花いっぱいになった堀切水辺公園
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観光名所がたくさん

柴又帝釈天参道
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2020年東京オリンピック・パラリンピックへ

水元総合スポーツセンター体育館
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