(設置)

第1条　主として中小企業に働く勤労者の文化、教養及び福祉の向上を図るため、葛飾区勤労福祉会館(以下「会館」という。)を東京都葛飾区立石三丁目12番1号に設置する。

(事業)

第2条　会館は、前条に定める目的を達成するため、次の事業を行う。

(施設)

第3条　会館には、次に掲げる施設を設ける。

(開館時間)

第4条　会館の開館時間は、午前9時から午後9時30分までとする。ただし、区長が特に必要があると認めるときは、これを変更することができる。

(休館日)

第4条の2　会館の休館日は、12月28日から翌年の1月4日までとする。ただし、区長が特に必要があると認めるときは、これを変更し、又は臨時に休館日を定めることができる。

(使用の承認)

第5条　会館の施設(駐車場を除く。)及び葛飾区規則(以下「規則」という。)で定める付帯設備(以下「施設等」という。)を使用しようとするものは、規則で定める手続により区長に申請し、その承認を受けなければならない。

(使用の不承認)

第6条　区長は、次の各号のいずれかに該当するときは、施設等の使用の承認をしない。

第7条及び第8条　削除

(使用権の譲渡等禁止)

第9条　第5条の規定により施設等の使用の承認を受けたもの(以下「使用者」という。)は、施設等の使用の権利を譲渡し、又は転貸してはならない。

(施設等の変更禁止)

第10条　使用者は、施設等の使用に際し、特別の設備をし、又は変更を加えてはならない。ただし、あらかじめ区長の承認を受けたときは、この限りでない。

(禁止行為)

第10条の2　使用者は、次に掲げる行為をしてはならない。

(使用の承認の取消し等)

第11条　区長は、次の各号のいずれかに該当するときは、使用の承認を取り消し、又は使用を制限し、若しくは停止することができる。

(原状回復義務)

第12条　使用者は、施設等の使用を終了したとき及び前条の規定に基づき使用の承認を取り消され、又は使用を停止されたときは、直ちに施設等を原状に回復しなければならない。

(駐車場の使用)

第12条の2　次に掲げる者は、駐車場を使用することができる。

(損害賠償)

第13条　会館に損害を与えた者は、その損害に相当する額を賠償しなければならない。ただし、やむを得ない理由があると認めるときは、区長は、賠償額を減額し、又は免除することができる。

(使用料)

第14条　施設等の使用に係る使用料は別表第1に、駐車場の使用に係る使用料(以下「駐車場使用料」という。)は別表第2にそれぞれ定める額とする。

(使用料の減額又は免除)

第15条　区長は、規則で定めるところにより、施設等使用料を減額し、又は免除するものとする。

(使用料の還付)

第16条　区長は、規則で定めるところにより、既に納付された施設等使用料の全部又は一部を還付するものとする。

(取消料)

第17条　使用者は、第14条第2項ただし書の規定により使用料を後納する場合において、使用の承認の日から使用日までの間に施設等の使用の承認の取消しを申し出たときは、規則で定めるところにより、当該取消しに係る料金(以下この条において「取消料」という。)を納付しなければならない。

(委任)

第18条　この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。