葛飾区・柴又にお住まいとお伺いしました。こちらでの暮らしは長いのですか?
私自身、生まれも育ちも柴又なんです。結婚してからもずっと、この街に住み続けています。
いま子どもは2人で、上の娘が5歳(年長)で、下の息子が6ヶ月になります。
上の子のときから葛飾の子育て施設にはよくお世話になっていて、普段は家から近い「新柴又児童館」をよく利用しています。今日は自転車でこちら(子ども未来プラザ鎌倉)まで遊びにきました。
草さんから見て、柴又地区での子育てはいかがですか?
葛飾区って地域によって少しずつ雰囲気が違うのですが、柴又は、本当に人も街ものどかです。
何より、地域の人たちがめちゃくちゃあったかい!子育てをしていて、一番のポイントだと感じています。赤ちゃんを連れて歩いていると、シニア世代の方も学生さんも、「お顔見ていいですか?」って自然に話しかけてくれるんです。
地域の方とのエピソードがあれば、ぜひ教えてください。
たくさんありますよ(笑)。
娘のイヤイヤ期がすごかったときに、泣き声を聞きつけて裏のおばあちゃんが「どうしたの、大丈夫?」って飛んできてくれて、穏やかに私と娘の話を聞いてくれました。他にも近所のおばあちゃんがお野菜を「いっぱい食べてね」って分けてくださって、子どもだけじゃなくてママの栄養にもなるからって。
自転車でお米を落っことして、バシャっと地面にばらまいちゃったことがあるんですが……。そのときに通りすがりの小学生が、雨の中を一緒になってかき集めてくれたんです。
ほかにも、娘が自転車に乗るのをいやがって、すごく「乗らない」と乗車拒否して困っていたら、周りの人たちが自転車を支えて一緒に乗っけてくれたり。
手ぶらで散歩に出かけたときに、娘が「ジュースほしい」って自動販売機の前で30分以上グズっていたら、通りすがりのおじちゃんが「買っていいよ」ってお金を出してくれそうになったり。それも自分が飲み物を買うのに、手に握りしめてきた大事なお金を。
私、結構色々とやらかしている方だと思うんですけど、いつも助けられていて、本当にありがたいなと感じています。

話を聞くだけで「人情」を感じますね。
そうなんです。育児をしていると、ときには怒りすぎてしまったり、折り合いがつかなかったりして、気持ちがやさぐれちゃう日もあるじゃないですか(笑)。
私がそんな怖い顔をして歩いていると、おばあちゃんが「何歳なの?可愛いわね」、「ママ頑張ってるね」って声をかけてくれる。その一言だけで、心がすっと軽くなって「あ、今日がんばって外に出てよかったな」って励まされます。
これから子どもたちが大きくなっていっても、この街なら安心だなと思います。
普段のお買い物や、お気に入りの公園などはありますか?
自転車を使えば、スーパーも公園も選べる範囲にたくさんあります。
公園は、子どもが「その日やりたいこと」に合わせて選びますね。鉄棒ならこっちの公園、シーソーならあっち。ピクニックをしたいときは「鎌倉公園」や「高砂北公園」といった少し大きめの公園へ行きます。交通公園も楽しいですよね。
あと、娘は柴又の帝釈天や「寅さん記念館」が大好きなんです(笑)。
お散歩がてらよく遊びに行きます。「展示物は触っちゃダメだよ」「順番を守ろうね」といった、どうしたらみんなが気持ちよく過ごせるか社会のルールを勉強できる良い場所にもなっています。
先日の桜まつりでも、柴又公園で土手と桜を眺めながらまったりランチをして、ヨーヨー釣りや射的を楽しんできました。
「こうなったらいいな」と思う区への要望などについて教えてください。
「寅さん記念館」や「鎌倉公園」には、授乳やおむつ替えができる『赤ちゃんの駅』がしっかり整っているので、今の乳児期のお出かけで困ることはありません。ただ、この先子どもが小学校に上がったときの、朝の通勤時間帯の預かりや通学の見守り、学童などのサポート体制がさらに利用しやすくなると、働くママとしてはより安心だなと感じます。
今後、区の公式Instagramが新しくできるそうですね。今のママたちはインスタをよく見ていると思いますので、「ベビーカーで行けるか」「お手洗いがあるか」といった、子連れ目線での公園やピクニックができる場所の情報や、お花見情報などがまとまっていると、すごく共有しやすいですし、嬉しいなと思います。

