No.1863 令和4年 (2022年) 1月25日 広報かつしか 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話03−3695−1111 毎月5日・15日・25日発行 ▲新型コロナワクチン3回目接種関連情報 2面 ▲家計急変世帯への臨時特別給付金 7面 タイトル 区役所新庁舎の整備に向け準備を進めています  新庁舎の整備は、立石駅北口地区の再開発事業で建設される東棟に庁舎機能を移転することを基本として準備を進めています。【担当課】 総務課総合庁舎整備担当 電話03‐5654‐8393 『葛飾区総合庁舎整備と現庁舎・庁舎敷地の活用方針』を策定しました  これまで「葛飾区総合庁舎整備基本構想(平成26年10月)」、「葛飾区新庁舎整備基本計画(平成29年7月)」で、総合庁舎整備の理念や方針を整理してきました。また「葛飾区新庁舎庁内基本プラン(令和元年7月)」では、庁内レイアウトの基本的な考え方を示すとともに、重点整備項目を整理しました。  今回の活用方針では、新庁舎(東棟)に移転する庁舎機能と、現庁舎の新館に配置する機能などの方向性を示しています。 【閲覧場所】  区政情報コーナー(区役所3階304番)、図書館  区ホームページからもご覧になれます。 【担当課】  総務課総合庁舎整備担当 電話03‐5654‐8393 12面(最後のページ)を開いて一緒にご覧ください タイトル 新庁舎(東棟) 「安心・安全を支える おもてなしサービスの拠点」をめざします! 令和10年度頃完成予定 イメージ 便利で快適な区民サービス  転入、転出などの住民異動の手続きに加え、連動して発生する各種手続きをワンストップで行う「(仮称)区民総合窓口」を配置するなど、便利で分かりやすくスピーディーな窓口サービスを提供します。 災害対策本部などの機能強化  大規模な災害が発生した際に、迅速かつ適切な応急・復旧・復興活動を推進するため、災害対策関連諸室を集約配置し、災害対策本部などの機能強化を図ります。 地球温暖化対策のモデルとなる庁舎  省エネルギー技術や再生可能エネルギーなどを採用し、環境負荷の低減に取り組みます。 新庁舎整備費用は247.2億円です  新庁舎の整備費用は必要な床を取得する費用が主となります。  なお、新庁舎の整備費用は条例を定め、計画的に整備に要する基金を積み立てています。その残高は、令和2年度末で約155.2億円であり、整備費用247.2億円の約6割をすでに積み立てています。 整備費(約247.2億円) 床取得費 約242億円 備品購入費、運搬経費 約5.2億円 整備基金(令和2年度末残高) 約155.2億円 ※図はイメージです 立石駅北口地区イメージ 新庁舎(東棟) (西棟) 京成立石駅 ※西棟は住宅・店舗などの予定です。 タイトル 区は健全な財政運営のため、さまざまな基金を積み立てています  区では将来の財政負担に備えて、さまざまな基金を積み立てています。それぞれの基金は、一時的に多額の経費が掛かる学校の建て替えや道路・公園・公共施設の整備など、特定の使用目的を持っており、区は財政状況を見ながら必要な時期に備えて積み立てを行っています。  新型コロナウイルス感染症対策については、基金の一つであり財源不足を補うために使用する財政調整基金の活用により、緊急的に医療・福祉・地域経済などさまざまな分野の対策を行いました。  総合庁舎整備基金にはすでに約155億円を積み立てており、今後も区民サービスを低下させることなく、必要な資金を準備していきます。 タイトル 葛飾区の主な積立基金 総合庁舎整備基金 庁舎の建て替え用 令和2年度末の積立額155億円 教育施設整備積立基金 小中学校の建て替えや改修用 令和2年度末の積立額509億円 財政調整基金 コロナ対策強化などによる財源の不足を補うために使用 令和2年度末の積立額236億円 まちづくり基金 道路・橋梁・公園整備などのまちづくり用 令和2年度末の積立額186億円 公共施設整備基金 図書館や地区センターなど公共施設の新築や改修用 令和2年度末の積立額159億円 新金貨物線旅客化整備基金 新金貨物線の旅客化用 令和2年度末の積立額10億円 タイトル 新庁舎階層構成イメージ ヘリポート 地上1〜13階 区議会ゾーン 事務室ゾーン 事務室・災害対策ゾーン 一般窓口ゾーン 総合窓口ゾーン 公益・商業 夜間・休日窓口 地下1〜地下3階 駐車場・自転車駐車場 窓口・待合スペースのイメージ 立石駅側からの1階のイメージ  地上13階・地下3階建てで、庁舎は3階から13階に整備する計画です。 ▲総合窓口ゾーンには、特に利用者の多い窓口機能を集約配置します。 ▲事務室・災害対策ゾーンには、区長関係諸室および災害対策関連諸室を配置します。 ▲夜間・休日窓口は1階に、駐車場・自転車駐車場は地下階に整備します。 ▲葛飾都税事務所についても、新庁舎へ移転の方向で東京都と協議中です。 タイトル 庁舎機能移転後の現庁舎について 新館  分散配置されている道路や公園などの出先機関および新庁舎(東棟)に配置しなくても区民の利便性が低下しない集計・点検作業などの業務に係る部署・機能を配置し、引き続き活用していく予定です。 本館・議会棟  老朽化が進んでいるため、新庁舎(東棟)へ庁舎機能が移転した後、解体する予定です。なお、現庁舎の敷地については今後、立石地区の公共施設のあり方について検討を進めながら、効果的・効率的な活用を図っていきます。