タイトル できることから始めよう! みんなで達成 SDGs Vol.4  貧困や不平等、気候変動などの課題に対し、「誰一人取り残さない」持続可能でより良い社会の実現に向けて、国連サミットで採択された世界共通の目標が「SDGs」です。SDGsには17の目標があります。  区では、区民の皆さんと協働し、経済・社会・環境の3つの側面からSDGsの達成をめざし取り組んでいます。このコラムでは17の目標ごとにその取り組みの一部を紹介していきます。 【担当課】 環境課 電話03‐5654‐8227 タイトル 目標6 安全な水とトイレを世界中に  水は生命活動の根幹であり、飲み水や生活用水として私たちの生活を支えるだけでなく、水辺の生態系を育み、潤いのある景観を生み出します。このような環境を維持するためには、水を大切に使うとともに、水辺の環境をきれいに保つことが大切です。 区の取り組み   区では、水元小合溜の貴重な生態系と美しい水郷景観を次世代に残していくために、多様な水生生物の保全対策や水循環システムの改修を行っています。  また、水生生物や水質のモニタリングを継続して実施するとともに、住民や環境団体と協力して、貴重な環境を維持・改善していくための情報交換や外来種防除の活動に取り組んでいます。 私ができること  ▼川にごみを捨てない ▼食器の油汚れは拭き取ってから洗う ▼お風呂の残り湯を洗濯や水やりに再利用する ▲水元小合溜の風景 タイトル 目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに  近年、日本の平均気温が観測史上最高を記録したり、線状降水帯による集中豪雨のため洪水が発生したりしています。このような気候変動の大きな要因は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出によるものです。 区の取り組み   区では、二酸化炭素の排出を減らすために「かつしかエコ助成金」事業により、区民や事業者が太陽光発電システムや蓄電池、電気自動車などの再生可能エネルギーや省エネルギー設備・機材を導入する際の費用を助成しています。 私ができること  ▼冷房は低すぎない温度に設定する ▼照明器具を蛍光灯からLEDに変える ▼冷蔵庫に物を詰め込み過ぎない ▲ソーラーパネル タイトル 安全・安心なまちづくり 54  区民の皆さんが安全で安心して暮らせるまちづくりのためのさまざまな取り組みを紹介します。 【担当課】 地域防災課 電話03‐5654‐8254  地震から命を守るため、日頃から備えましょう  地震によるけがの原因の多くは、建物の倒壊や家具の転倒によるものです。特に阪神淡路大震災では、亡くなられた方のうち約8割が「窒息・圧死」によるものでした。  また、木造住宅が密集する地域は、地震の揺れから大規模な火災へとつながる危険もあります。  こうした大規模地震による被害を軽減するには、各家庭で取り付け可能な家具転倒防止器具などの設置が有効です。  大切な命を守るため、大規模地震への備えをしておきましょう。 高齢の方や障害のある方で構成される世帯に設置補助をしています  申請方法など詳しくは、設置前にお問い合わせください。 【内容・補助額】 @住宅用家具転倒防止器具 上限3万円 Aガラス飛散防止フィルム 上限2万円 B感震ブレーカー 上限2万円 【対象】  区内在住で、世帯全員が次のいずれかに該当する世帯 ▼満65歳以上 ▼身体障害者手帳(1・2級)の交付を受けている ▼愛の手帳(1・2度)の交付を受けている ▲たんすに設置した家具転倒防止器具 ▲ガラス飛散防止フィルム ▲感震ブレーカー(コンセントタイプ)地震発生時に設定値以上の揺れを感知すると、電気を自動的に止める器具です。 タイトル 葛飾から花いっぱいでおもてなし  オリンピックプロムナードが設定された臨海副都心の公園に、葛飾生まれのフラワーメリーゴーランドやフラワーキャンバスを設置しています。 【担当課】 環境課 電話03‐5654‐8239 設置期間 ▲9月5日(日)まで 設置場所 ▲都立シンボルプロムナード公園(江東区青海1丁目先) フラワーメリーゴーランドは、太陽光で発電して自動で水やりを行う葛飾生まれの立体型の花壇です。