広報かつしか 毎月5日・15日・25日発行 bP742 平成30年(2018年) 9月5日 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 認知症 早い気付きが大切 認知症は誰でもかかる可能性のある脳の病気です。 しかし、早期治療することで、約5〜7割の方は症状が改善すると言われています。早期発見にはご家族や身近な方などの早い気付きが大切です。【担当課】 高齢者支援課 葛飾区の現状  平成28年6月現在、65歳以上の高齢者の7人に1人の割合(約16,000人)で認知症の症状(軽度を含む)があると考えられています。 タイトル 認知症とは?  さまざまな原因で脳の細胞が損傷を受け、働きが悪くなることで、認知機能が低下し、さまざまな生活のしづらさが現れる状態のことです。 タイトル 加齢によるもの忘れと認知症の違い 加齢によるもの忘れ ○もの忘れを自覚している ○体験の一部を忘れる ○日付や曜日を間違えることがある ○記憶障害のみが見られる 認知症 ○もの忘れを自覚していない ○体験したこと自体を忘れる ○日付や曜日が分からなくなる ○判断力も低下する タイトル 認知症かな?と思ったら、まず相談を 高齢者総合相談センター水元 斉藤美千穂  昨年の相談件数のうち、約4割が認知症に関する相談でした。認知症の症状は原因や環境、性格によってさまざまで、状況に合わせて医療や介護、生活支援を組み合わせてサポートしています。まずは、認知症についての正しい知識を持ち、心配事があったら、ぜひご相談ください。 高齢者総合相談センター 高齢者総合相談センター水元 水元1‐26‐20 電話3826‐2419 高齢者総合相談センター水元公園 南水元4‐27‐13‐1階 電話6231‐3567 高齢者総合相談センター新宿 新宿2‐16‐4 電話3826‐8726 高齢者総合相談センター金町 東金町1‐36‐1‐108 電話3826‐5031 高齢者総合相談センター高砂 高砂3‐27‐12 電話5889‐8600 高齢者総合相談センター柴又 柴又1‐47‐7‐102 電話5876‐9531 高齢者総合相談センター青戸 青戸3‐13‐19 電話5629‐5719 高齢者総合相談センター亀有 亀有4‐31‐18‐105 電話6240‐7630 高齢者総合相談センター堀切 堀切2‐66‐17 電話3697‐7815 高齢者総合相談センターお花茶屋 白鳥1‐12‐20‐1階 電話5671‐2471 高齢者総合相談センター東四つ木 東四つ木2‐27‐1 電話5698‐2204 高齢者総合相談センター立石 立石6‐19‐10‐1階 電話6657‐6140 高齢者総合相談センター奥戸 奥戸3‐25‐1 電話5670‐5212 高齢者総合相談センター新小岩 新小岩1‐49‐10‐1階 電話5879‐9328 【相談時間】 月〜金曜日/午前9時〜午後7時 土曜日/午前9時〜午後5時30分        日曜日、祝日、年末年始は休館 タイトル 認知症になっても安心して暮らすために 認知症高齢者家族会  認知症の方を介護する家族同士などが、悩みや情報を共有しながら交流を図ります。  開催日時や会場など詳しくはお近くの高齢者総合相談センターへお問い合わせください。 オレンジカフェ  孤立しがちな認知症の方やその家族、地域の方、専門スタッフなどが集い、お茶を飲みながら交流を楽しみます。もの忘れや認知症に関する相談もできます。  開催日時や会場など詳しくはお近くの高齢者総合相談センターへお問い合わせください。 おでかけあんしん事業  24時間対応のコールセンターを設置し、徘徊の恐れがある高齢者の持ち物に、登録番号とコールセンターの電話番号を記載した、「おでかけあんしんシール」を貼ることで認知症の症状がある高齢者の早期帰宅につなげます。  申込方法など詳しくは高齢者支援課(電話5654‐8597)へお問い合わせください。 タイトル 医師による健診など もの忘れ予防健診  対象の方には、区から受診券を送付しています。受診券を紛失された方は、お問い合わせください。 【対象者】平成30年4月1日現在68〜72歳(昭和20年4月2日〜昭和25年4月1日生まれまで)の方 【受診期限】 10月31日(水) もの忘れ相談会  もの忘れや認知症についての相談に認知症サポート医などがお答えします。  開催日など詳しくはお問い合わせください。 いずれも 【問い合わせ】 高齢者支援課 電話5654‐8597 タイトル ひとりで悩まず 早めに相談してよかった 認知症の夫を介護する妻の声  私の夫は65歳の時に認知症と診断されました。  以前から毎日同じ間違いをする、ベルトや眼鏡を何回も買ってくることがありましたが、まさか認知症だとは思いませんでした。  認知症と診断された時は、どのように受け入れて生活したら良いか分からず、途方に暮れましたが、認知症だった母の介護の時に、認知症高齢者家族会で話を聞いてもらって心が軽くなったことを思い出し、夫の事についても家族会に参加して悩みを打ち明けました。おかげで認知症に対するさまざまな知識を得ることができ、仲間もできました。今では夫も一緒にオレンジカフェのボランティアとして活動し、多くの人が参加しやすい雰囲気作りをしています。  家族が認知症になった事を受け入れられずに周囲になかなか相談できない方がたくさんいると思います。まずは一人で抱え込まずに、一緒に悩みを共有できるところで相談してみてください。 はなしょうぶコール 電話6758−2222 午前8時〜午後8時 年中無休 区ホームページ http//www.city.katsushika.lg.jp 区公式ツイッター @katsushika_city 区公式フェイスブックページ