広報かつしか 平成27年(2015年) bP643 12月5日 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 区内医療環境の充実に向けて  区では、「葛飾区基本計画」の重要プロジェクトの一つである「区内医療環境の充実」の実現に向け、さまざまな取り組みを行っています。 【担当課】 政策企画課 電話5654‐8142 平成29年3月開設(予定) (完成予想図) (仮称)イムス葛飾中央総合病院の開設に向けて 開設地 旧松上小学校跡地(西新小岩4‐18‐1)  現在、医療法人社団明芳会が(仮称)イムス葛飾中央総合病院の準備工事を行っており、平成28年1月から建設工事が始まります。  開設時の病床は約200床で、将来的に300床以上をめざします。  救急対応などの急性期医療、日常生活能力の向上や在宅復帰を目的とした回復期のリハビリテーションに対応した医療を実施します。 診療科目(予定)  内科、循環器内科、消化器内科、外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、放射線科、リハビリテーション科、麻酔科、救急科  開設後も診療科目の拡充に努めます。 平成28年1月開始 東京慈恵会医科大学葛飾医療センターでがん放射線治療が開始されます 東京慈恵会医科大学葛飾医療センター(青戸6‐41‐2) 区内では死因別において悪性新生物(がん)が最も多くなっています。 平成26年中の区内における主要死因別死亡者数(地域保健課調べ) 悪性新生物(がん) 1,276人 心疾患(高血圧性を除く) 617人 肺炎 431人 脳血管疾患 417人 老衰 174人 不慮の事故 107人 腎不全 95人 自殺 87人 肝疾患 68人 高血圧性疾患 26人 その他の全死因 1,013人 合計 4,311人  がん治療体制の充実により、がんの種類や進行度に応じて、手術・放射線治療・抗がん剤を用いた化学療法を組み合わせた高度ながん治療を受けることができます。  将来的には、地域のがん診療連携拠点病院として、区内のがん医療のさらなる充実が期待されます。 平成33年以降移転開設(予定) 葛飾赤十字産院の移転建て替えに向けて 移転先候補地 新宿図書センター敷地(新宿3‐7‐1) 道路補修課敷地(新宿3‐7‐2)  葛飾赤十字産院は、出産の前後に母子の生命に関わる事態が発生した場合に、産科・小児科双方で一貫した医療を提供する地域周産期母子医療センターに認定されており、24時間体制で患者を受け入れています。  同産院の現施設は、老朽化や狭あいなどの課題を抱えています。  区では、同産院に対し現在よりさらに充実した施設で、引き続き区内の周産期医療の中核を担ってもらうことが区民サービスの向上につながると考え、移転先候補地を選定しました。  今後、同産院と協議を進め、スケジュールなどを具体化していきます。  なお、新宿図書センターにある図書館機能は、新病院の敷地内などに確保する予定です。 平成28年6月開設(予定) (完成予想図) 葛飾リハビリテーション病院が開設されます 開設地 亀有2‐18‐27  社会医療法人社団正志会が平成28年6月の病院開設に向け、現在準備を進めています。  80床の入院機能を持ち、急性期を経過した患者に対して、多くの医療専門職がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、早期に自宅や社会へ戻ることを目的とした回復期リハビリテーションを専門に行います。 区民にとって必要な医療を安心して受けられる医療環境のさらなる充実をめざしていきます。 はなしょうぶコール 電話6758−2222 午前8時〜午後8時 年中無休 区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp 区公式ツイッター @katsushika_city 区公式フェイスブックページ