bP626 平成27年(2015年) 6月15日 毎月5日・15日・25日発行 タイトル 本を開けば世界が広がる! かつしかのブック事業  区では、お子さんの4段階の成長の節目において、その成長期にふさわしい本をプレゼントするブック事業を行っています。これは、子どもたちが読書を身近に感じ、本を通じて豊かな感性や想像力などを育む環境を整える都内初の取り組みです。 【担当課】 ▽ブックスタート・セカンドブック事業に関すること 中央図書館 電話3607‐9201 ▽かつしかっ子ブック事業に関すること 指導室 電話5654‐8472 ステップ1 赤ちゃん ブックスタート事業  保健センターの3〜4か月児健診に合わせて、赤ちゃん一人一人に絵本をプレゼントし、地域のボランティアが読み聞かせを行います。  赤ちゃんと保護者が絵本を開く楽しさを感じ、心触れ合うひとときを過ごすお手伝いをします。 ステップ2 3歳のお子さん セカンドブック事業  行動範囲や語彙が広がる3歳のお子さんを対象に、図書館で絵本をプレゼントします。また、読み聞かせ会などに参加し、いろいろな本に出会うことで読書への興味を深め、読書習慣を身に付けていきます。 平成27年度スタート! かつしかっ子ブック事業  児童、生徒が読書に親しむ機会を積極的に支援するため、学校と図書館が連携し、学校教育のスタート地点に立つ小学1年生、思春期を迎え身体的にも心理的にも大きく変化する中学1年生にそれぞれ適した本を1学期中にプレゼントします。また、学校では心に残る1冊の本をきっかけに、より多くの本にも自然に興味が持てる仕組みをつくります。  私立の学校に通っている方などには、教育委員会から2学期以降にお知らせを送付します。 ステップ3 小学1年生  教育委員会が勧める図書リストを渡し、リスト内の20冊から保護者と児童が希望する本を選びます。 ステップ4 中学1年生  教育委員会が勧める図書リストを配布するとともに、学校図書館に本の見本を展示します。生徒は実際に本を手に取り、自分の好みに合わせて本を選びます。  入学など人生の節目の時期に、多くの人や良い本と出会い、自分の世界を広げてほしいです。  そしてさまざまな経験をすることでたくましく生きてほしい、そんな願いを込めて本を送ります。 葛飾区教育委員会 塩澤雄一教育長 タイトル 本は成長の糧になります  本を読み、頭の中で話の内容を思い描くということは、想像力を育むのに大いに役立ちます。また、文章を繰り返し読むことで、言葉の使い回しなどを覚え、語彙を増やし、表現する力を養うこともできます。幼少期から本に慣れ親しむ環境をつくってあげることは、子どもたちにとって大きなプレゼントになると思います。 西水元在住の児童文学作家 水谷章三氏 プロフィール ・NHKの児童向け教育番組や人形劇団「太郎座」の脚本執筆を経て、現在は民話の紙芝居脚本などを手掛ける。 ・著書「天に上ったおけやさん」「かたあしのひよこ」「しっぽのつり」他 人 口 451,612人(男226,108人 女225,504人) 世帯数 220,358世帯(平成27年6月1日現在) はなしょうぶコール 電話6758−2222 午前8時〜午後8時 年中無休 区ホームページhttp://www.city.katsushika.lg.jp