麻しん(はしか)にご注意ください
麻しん(はしか)にご注意ください
平成30年3月に沖縄県を訪れた海外からの旅行客が麻しんと診断されました。沖縄県内において平成30年5月8日時点で90名以上の麻しん患者の発生が報告されております。この情報を受けて日本各地で麻しんについて報じられていますが、東京都内でも複数の患者が発生しています。
- 麻しん(はしか)とは
麻しん(はしか)は麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が2-3日続いた後、39℃以上の発熱と発疹が出現します。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
- 予防について
麻しんは感染力が極めて強く、空気感染もするので、手洗いやマスクのみでは十分な予防ができません。
有効な予防方法はあらかじめ麻しんのワクチンを接種し、免疫を獲得しておくことです。
予防接種について
1 定期予防接種の方
定期接種として麻しん風しん(MR)ワクチンの予防接種を受けることができます。
接種期間
第1期 1歳以上2歳の誕生日の前日まで
第2期 小学校就学前1年間
予防接種票
麻しん風しん混合ワクチン第1期の予防接種票
1歳になる頃(お誕生日の前月末)に個別に郵送します。
麻しん風しん混合ワクチン第2期の予防接種票
麻しん風しん混合ワクチン第2期の対象者へ毎年3月末に個別郵送しています。
接種回数
各1回
実施場所
23区各区内実施医療機関
接種費用
無料(公費負担)
定められた期間内に接種する場合は、費用の自己負担はありません。
2 定期予防接種を逃した方
定期接種の期間を過ぎた場合も、18歳以下の方については接種費用の助成をおこなっております。(この場合、葛飾区内の指定された医療機関での接種のみが対象となります)
3 19歳以上の方
19歳以上の方のワクチン接種については医療機関でご相談ください。ただし、自費での任意接種になります。
医療機関受診の際には
麻しんを疑う症状(発熱、咳、鼻水、目やに、涙がたくさん出る、発疹など)が出た場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡をしてから受診しましょう。
関連リンク
このページに関するお問い合わせ
保健予防課感染症対策係
〒125-0062 葛飾区青戸4-15-14 健康プラザかつしか内
電話:03-3602-1238 ファクス:03-3602-1298
Eメールでのお問い合わせはこちらの専用フォームをご利用ください。