子ども葛飾区史

第3章 地域の歴史


第8節 青戸

■ :青戸

延命寺の大祭(青戸8丁目)  
 平安時代の終わりごろにできたと伝わる延命寺は、疫神様ともよばれて親しまれ、現在も毎年4月15日ごろに春の大祭が、9月15日ごろには秋の大祭が行われています。  
 この大祭は、昭和20年代には現在よりさらに盛大に行われていて、周辺地域からも人がお参りにきていたほか、屋台など多くの店が集まり、大変にぎわいました。また、かつては、前の年の大祭から次の年の大祭までの間に青戸へお嫁にきた女性は、大祭の日に夫のお母さんといっしょに花嫁衣装でお参りに行く風習がありました。

延命寺の大祭(昭和20年代)
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延命寺の植木市(昭和30年代後半)

現在も行われている植木市ですが、疫神様(延命寺)の縁日で買った苗はよく当たる(育つ)といわれて人気でした。
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現在の延命寺
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