子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第9節 昭和時代

■終戦直後の葛飾区 :

人が増えた葛飾区  
 戦争が終わった1945(昭和20)年の葛飾区の人口は約17万人でしたが、翌年には約20万人、1950(昭和25)年には約24万人と増加しています。  
 これは、他の区に比べて戦争による被害が比較的少なかったことと、都心に近く鉄道も通っていて便利だったからです。また、他の地域で戦争の被害にあった人や、戦争が終わって日本に帰ってきた兵士などが葛飾区に引っこしたからでした。

復員した日本兵(1945〔昭和20〕年)(東京都) (昭和館提供)
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新橋駅付近のヤミ市(1946〔昭和21〕年)(東京都) (昭和館提供)

多くの人でにぎわっています。
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東京で生活の再建をはじめた人たち(1945〔昭和20〕年)(東京都) (昭和館提供)

家を建てなおしています。周りには多くのがれきが残っています。
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畑になった新橋駅前(1945〔昭和20〕年)(東京都) (昭和館提供)

食料が不足していたため、新橋駅前で野菜がつくられています。
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