子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第7節 明治時代

■武蔵国から小菅県、東京府南葛飾郡へ :

東京府南葛飾郡の誕生
 明治政府は藩を廃止して県を置く廃藩置県を行い、全国に多くの県ができました。そこで、それまであった県を統合するため、1871(明治4)年に小菅県が廃止されました。1878(明治11)年には南葛飾郡ができ、葛飾は東京府南葛飾郡に属します。南葛飾郡は現在の葛飾区・江戸川区と足立区・江東区・墨田区の一部です。1889(明治22)年には、それまであった町や村の規模を大きくする見直し(市制町村制)があり、葛飾にあった多くの町村が水元村・金町村・新宿町・奥戸村・亀青村・南綾瀬村・立石村(1890〔明治23〕年に本田村に改称)の7カ町村になりました。

7カ町村と江戸時代の町村名
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