子ども葛飾区史

第2章 葛飾の歴史


第6節 江戸時代

■街道の整備と新宿の発展 :

旅人が訪れた新宿
江戸時代に新宿を訪れた旅人の記録が残っています。
水戸藩士峯雪山昌隆は旅日記に「宿の端に茶屋があって、名物の餅を売っている。左に浄心寺、右に西念寺がある」と書いています。
19世紀前半に8回葛飾を訪れた十方庵敬順は「遊歴雑記」に「新宿には宿屋が4・5軒あり、右に藤屋、左に中川屋がある。この2軒は広くてきれいで、参勤交代のときはみなこの2軒で休んでいる」と書いています。

「名所江戸百景」にい宿のわたし(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)

初代歌川広重が江戸時代にえがきました。
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「江戸名所図会」新宿の渡口(葛飾区郷土と天文の博物館所蔵)

江戸時代に刊行されました。中川でとれるコイはとても美味しいと書かれています。
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