子ども葛飾区史

第1章 現在の葛飾区


第1節 葛飾区の産業

■工業 :

 葛飾区は事業所数の約90パーセントが働く人が9人以下の会社であり、その多くが住宅と仕事場が同じ建物の小さな工場です。金属製品やゴム製品などいろいろなものをつくっています。  
 葛飾区の工業は、1955(昭和30)年ごろから発展してきましたが、平成時代に入り、海外で安く製品がつくられるようになると、大きな会社から区内の会社への注文が減り、売り上げが減少し、会社の数が減っていきました。  
 このため、区では区内企業の高い技術や製品を葛飾ブランドとしたり、大学と連携して新製品を開発したり、いろいろなものをつくる工場がある特色をいかして「あらゆる製品や部品の製造・加工が全て葛飾区でできる」ことをPRしています。その結果、2012(平成24)年現在、23区で4番目の工場数となっています。

葛飾区の工場数、従業員数と出荷額の変化
戻る時は右上の×をクリックしてください

漫画『葛飾町工場物語』の表紙
戻る時は右上の×をクリックしてください

葛飾ブランド認定工場
戻る時は右上の×をクリックしてください