タイトル 令和2年度の主な重点事業 各事業の金額は、100万円未満を四捨五入しています。 新は、新規事業です。計は、平成25〜令和4年度までの区の将来像や基本目標を実現するための総合計画「葛飾区基本計画」で定めた計画事業のうち、「葛飾区後期実施計画」に位置づけた令和元〜令4年度に取り組む事業です。 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に関する事業については、開催が延期されたため事業内容が変更になる場合があります。 【担当課】 財政課 電話03‐5654‐8119 政策企画課 電話03‐5654‐8107 タイトル 子どもが元気に育ち、豊かな人間力を育む環境づくり 健康・発育の支援 計 産後ケア体制の整備 2500万円  産後の健康管理や授乳などに不安を抱える産婦に対して、心身のケアや授乳指導、育児支援を行う産後ケア事業(宿泊ケア、乳房ケア、デイケア)を実施することで、安心して子育てができるよう支援します。 計 児童相談体制の強化 1億100万円  児童虐待や養育困難をはじめとした子どもと家庭の問題に対して、子ども総合センターが中核となって関係機関とのネットワークを更に深化させ、適切な子育てサービスを課題を抱える親子に対して、より円滑に提供する体制を構築します。また、令和5年度を目標に児童相談所などを設置し、児童相談体制の強化を図ります。 子育て環境の充実・子育て支援サービスの充実 計 保育所等の整備支援 13億1200万円  待機児童の解消や多様な保育需要に対応するため、保育所の整備支援(7カ所)を行います。併せて子育てひろば・一時保育を設置します。 「子育て支援施設の整備方針」に基づく施設整備5億9300万円  子育て支援施設の整備方針に基づき、老朽化した子育て支援施設(4カ所)の整備を進めます。 計 通年型預かり保育の実施 1億3800万円  私立幼稚園などが実施している預かり保育において、保育時間や3季休業中の保育拡大、定期的な預かりを行います。また、小規模保育事業所などに通園する児童の卒園後の受け入れ先のひとつとすることで、保育を必要とする児童の就学前の施設選択の幅を広げます。 計 保育人材の確保 4800万円  就職支援コーディネーターが求職者と保育施設のマッチングを行うとともに、私立保育施設と連携して潜在保育士などに向けた研修や就職相談会を実施します。また、保育人材の確保と定着のための取り組みの支援や奨学金を返済している保育士などへの支援を実施します。 計 学校施設を活用した放課後子ども支援事業 1億8600万円  全ての児童が放課後などを安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行うことができる環境を小学校内に整備します。夏季休業期間中の小学校3校において、児童が自主的に活動する場を提供し、その見守りを行います。 教育環境の充実 計 学習センター(学校図書館)の整備 1億6200万円  児童・生徒が主体的に考え、学べる環境をつくるために、学校司書を各小・中学校に配置するとともに、授業において学習センター(学校図書館)を活用し、調べ学習などの充実を図ります。 計 教育情報化推進事業 21億2600万円  未来の創り手となる子どもたちが、これからの時代に求められる資質・能力を確実に身に付けることができるよう、デジタルドリルの導入や、中学校に大型教材提示装置を整備し、学校におけるICT機器を活用した教育の情報化を推進します。 計 学校支援総合対策事業(不登校対策プロジェクト)3500万円  不登校やその傾向にある児童・生徒一人一人の学校復帰に向けた支援策を検討し、訪問型学校復帰支援や適応指導教室を実施します。また、登校はできるものの教室に入ることができない児童・生徒などの学級復帰を支援するための校内適応教室を新たに奥戸中学校および上平井中学校に設置します。 計 学校施設の改築 60億7900万円  学校規模の適正化や老朽化の状況などを踏まえ、地域バランスを考慮しながら学校改築を進めます。また、災害発生時の避難所機能強化に向け、地域の方々と検討しながら整備していきます。引き続き改築・改修を進める他、二上小学校、よつぎ小学校で基本構想・基本計画の策定に取り組みます。 計 学校体育館への冷暖房機器の設置 3億1500万円  安全で良好な教育環境を確保するため、また、災害発生時における地域の避難所としての機能を向上させるため、中学校に引き続き小学校体育館に冷暖房機器を設置します。 学校・家庭・地域の連携 わくわくチャレンジ広場の充実 2億1700万円  全ての児童が放課後などを安全・安心に過ごせるよう、対象学年や実施日時の拡大を図ります。また、二上小学校と中青戸小学校で運営の一部を委託し、児童指導サポーターと事業者が連携して児童の見守りを行います。 タイトル 健康でともに支えあい、いきいき暮らせる地域社会づくり 健康づくりの推進 新 働く世代への総合的な健康づくり支援 1000万円  健康寿命の延伸および生涯にわたる生活の質の向上をめざし、さまざまな側面から働く世代の健康づくりを支援するため、区内企業と連携し、食をテーマとしたモデル事業などを実施します。 計 受動喫煙対策の推進 2300万円  受動喫煙による健康への悪影響を防止するため、受動喫煙対策窓口を引き続き設置します。また、区内の飲食店を巡回し、法令の周知・啓発を図るとともに、受動喫煙対策に関するアドバイザーを派遣します。 新 若年者の健診体制の充実 6900万円  20歳代・30歳代の若年者の健康診査の対象者および検査項目を見直し充実させ、疾病の早期発見・早期治療や生活習慣病につながる生活習慣の改善・健康意識の向上を図ります。 地域包括ケアシステムの深化・推進 計 認知症の早期発見・早期支援の推進 1700万円  認知症高齢者や家族が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるように、葛飾区医師会や認知症疾患医療センターと連携し、認知症を早期に発見し、認知症の方や家族を支援していく体制を強化します。 介護予防事業の充実 計 区民と取り組む介護予防事業 7300万円  身体機能の維持や認知症予防などを目的とした介護予防事業については、地域の自主グループの育成・支援を主体とした事業に重点を置いて推進していきます。このうち、住民主体サービスについては、地域の自主グループなどが行う介護予防活動を支援していきます。 障害者の自立生活支援 計 精神保健福祉包括ケアの推進 600万円  医療、障害福祉・介護、住まい、社会参加、地域の助け合いが包括的に確保された「精神障害に対応した地域包括ケアシステム」の実現をめざします。重度の精神障害のある方に対し、心身障害者福祉手当の支給を開始します。 地域の支えあいの推進 計 成年後見事業の拡充 7100万円  判断能力が不十分な高齢者や障害者が、住み慣れた地域で安心して自分らしい生活を送ることができるように、成年後見制度の利用を促進し、権利擁護支援を必要としている方への支援の拡充を図ります。 スポーツによる元気なまちづくり 計 スポーツ施設の利用しやすい環境整備 1億3100万円  奥戸総合スポーツセンターエイトホール・野球場改修設計などの他、クライミング施設の整備などを行います。また、にいじゅくみらい公園運動場の多目的広場に観覧用ベンチを設置します。 生涯学習事業の推進 計 郷土と天文の博物館展示事業の充実及び常設展示室の改修 9000万円  博物館2階常設展示室の一部を改修し、古代から現在まで年代別に展示することで、区の歴史を一貫性のある分かりやすい展示にするとともに、フロア全体をバリアフリー化します。また、改修後にリニューアル記念イベントなどを実施します。 タイトル 住み続けたいと思える、安全・安心なまちづくり 自助・共助・公助による災害対応力の強化 計 水害対策の強化 3500万円  新たに作成した水害ハザードマップを活用し、地区別の説明会において、大規模水害時の避難行動について啓発を行います。また、中高層建築物へ避難できる仕組みづくりに取り組む他、浸水対応型市街地構想の実現方策の検討などを行います。 計 地域防災の連携・強化 3900万円  避難所開設の初動活動や開設後の運営について、地域が主体となった自主的活動となるように、学校避難所運営会議や訓練を実施します。 計 防災の意識啓発 1500万円  幅広い年齢層を対象とした防災講演会やワークショップを実施する他、若年層を含む多くの区民が防災に関心を持てるよう、放水体験やゲーム形式の防災訓練などを行います。 計 災害対策本部の強化 4600万円  災害対策本部が災害対策各部および防災関係機関と連携し迅速かつ効果的に応急・復旧活動を行うことができるよう、災害監視カメラやIP無線、防災システムの情報伝達ツールを活用した訓練などを実施します。 計 受援・物資搬送の強化 1億5500万円  災害時受援計画や物資搬送計画に基づき、災害対応活動力を向上させるため、災害対策本部訓練や受援に関する訓練の実施、関係機関との協定締結などを行います。 災害に強いまちづくり 計 四つ木地区の街づくり 1億4600万円 計 東四つ木地区の街づくり 8900万円 計 東立石地区の街づくり 1億200万円 計 堀切地区の街づくり 2億8100万円 計 細街路拡幅整備事業 2億6200万円  幅員の狭い道路を4メートルの道路とするために、建築時に道路中心を明確にし、拡幅整備を行います。 計 空家等対策 1800万円  適切な管理が行われていない空家などが地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼさないよう、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、管理者への助言・指導などを行います。 新 災害医療体制の強化 3600万円  医療救護活動拠点および緊急医療救護所の開設訓練の内容を充実するとともに、災害医療救護計画の見直しを行います。 生活安全対策の推進 計 予防接種の拡充 1億3900万円  感染症の予防や二次的障害の防止を進めるため、おたふくかぜ予防接種費用の無料化、骨髄移植後再接種者への費用助成、風しんの抗体量が十分でない19歳以上の方への費用の全額助成を行います。 新 住宅セーフティネットの構築 200万円  住宅確保要配慮者の増加に対応するため、居住支援協議会を活用し、民間賃貸住宅を利用した新たな仕組みを構築するなど、住宅セーフティネット機能を強化します。 タイトル 葛飾の良さを生かした、魅力と活力あふれるまちづくり 魅力ある観光まちづくり 計 かつしか観光推進事業 2億4800万円  『寅さん』『こち亀』『キャプテン翼』『モンチッチ』『リカちゃん』などを生かした観光振興事業などを実施する他、SNSやホームページなどの各種媒体を活用して区の魅力を発信し、国内外からの観光客の誘客を図ります。 花いっぱいのまちづくり 計 緑と花のまちづくり事業 4700万円  区民の自主的な活動により緑と花を区内に一層広めるような事業を積極的に展開します。また、葛飾ブランドのフラワーメリーゴーランド、フラワーキャンバスで、東京2020大会を彩るなど、広く区外へ向けても区の取り組みを発信します。 花を生かした景観整備 3400万円  柴又公園の河川敷にチューリップなどの季節感のある花を植えて、堤防上から江戸川を望む花の風景の構築などを行います。 産業の活性化 計 事業承継支援事業 1100万円  区と関係機関、団体が協働し、地域産業の優れた技術を引継ぎ、区民の雇用を確保するため、情報やノウハウの提供、資金融資などにより、円滑な事業承継に向けた支援を行います。 新 かつしかオープンファクトリー事業 200万円  区内製造業者が中心で実施する「工場見学及び製作体験」事業に要する経費の一部を補助することで、普段触れる機会の少ない町工場の高い技術力について情報発信を行います。 プレミアム付商品券発行事業費助成 9500万円  区内商業の活性化を図ることを目的に、葛飾区商店街連合会が発行するプレミアム付商品券の発行経費の一部を助成します。 文化芸術活動・多文化共生社会の推進 計 多文化共生社会の推進 1900万円  外国人区民にも暮らしやすい地域となるように、生活に役立つ情報の提供や各種文化紹介講座・交流イベントの開催、民間国際交流団体に対する事業費助成やボランティア活動に対する支援などを行います。 活力あるまちづくりの推進 計 新小岩駅周辺開発事業 3億5000万円 計 金町駅周辺の街づくり 27億9500万円 計 立石駅周辺地区再開発事業 16億2900万円 計 高砂駅周辺の街づくり 5000万円 計 四ツ木駅周辺の街づくり 900万円 計 青戸六・七丁目地区の街づくり 600万円 計 都市計画道路の整備 17億4200万円 計 新中川橋梁架替事業 5億2300万円 計 京成押上線連続立体交差事業 16億5500万円 新 交差点部等の歩行者安全対策 8800万円  主要交差点などの緊急点検結果を基に、交差点部などの交通安全施設整備工事を行います。 公共交通の充実 計 公共交通網の充実 4300万円  区民の移動の利便性向上を図るため、葛飾区公共交通網整備方針に基づき、新金貨物線の旅客化や循環バスの導入の検討などに取り組みます。 タイトル 区民とともに築く、人にやさしく住みよいまちづくり 水と緑にふれあう快適空間の創出 計 地域の核となる公園の整備 7億5100万円  地域特性や区民ニーズを踏まえ、(仮称)奥戸一丁目公園や鎌倉公園、小菅東スポーツ公園などの地域の核となる公園整備に取り組みます。 エネルギー利用の効率化 計 クリーンなエネルギーの普及促進 9100万円  区民・事業者に対し、太陽光発電システムなどの導入費を助成するとともに、学校や区施設へ導入することで、クリーンなエネルギーの普及を促進します。 環境施策の推進 計 かつしかルール等推進事業 200万円  ごみ減量やリサイクルのための重点的な取り組みである「かつしかルール」をさまざまな機会を通じて発信するとともに、食べきり・使いきりメニューコンテストや、イベントで雑紙回収袋の配布などを行います。 タイトル 効果的・効率的な区民 サービス提供への取組 業務改善の推進 業務自動化ツールの活用 6300万円  RPA(ロボットによる業務自動化)やAI(人工知能)などの業務自動化ツールの導入を拡大することで、入力業務の短縮化や正確性の向上などを図り、業務の効率化や区民サービスの向上をめざします。 タイトル 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた取組 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた取組 7億7900万円(一部再掲)  事前キャンプ誘致や区ゆかりのアスリート応援など、東京2020大会を見据えた取り組みを実施します。また、スポーツや文化などの取り組みが大会終了後にもつながるよう、各団体や事業者、区民と協力し推進していきます。