広報かつしか 毎月5日・15日・25日発行 bP760 平成31年(2019年) 3月5日 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 被災地派遣を振り返って 区では、大規模な災害が発生した被災地へ職員を派遣しており、現在も宮城県石巻市・岩沼市・南三陸町へ職員を派遣しています。被災地に派遣した職員の体験を通して、日頃からできる災害に対する備えを考えてみましょう。【担当課】 地域防災課 電話5654‐8254 危機管理課 電話5654‐8572 タイトル 日頃の備えの確認を 地域防災課 白倉 貢 派遣先:岡山県倉敷市(平成30年7月豪雨)  避難所となった小学校で、避難者の生活支援業務に携わり、狭いスペースでの共同生活や、食糧配給の長蛇の列に並ばなければならない状況など、避難所で長期間生活することの過酷さを肌で感じました。  首都直下地震が発生すると、人口の多い都市部では、避難所に入りきれない事態も考えられます。過酷な避難生活の負担を少しでも軽減するためにも、在宅避難も含め避難生活に役立つ保存食や飲料をはじめとする物資について各家庭で話し合い、災害に備えて準備しておくことが必要です。 タイトル 自助・共助の大切さ 危機管理課 加藤 学 派遣先:熊本市(熊本地震)・岡山県倉敷市(平成30年7月豪雨)  2回の災害派遣を経験して、住家被害認定調査や罹災証明発行業務に携わりました。被災地の状況を見て、「自分の身は自分で守ること(自助)」はもちろん、「地域の方で助け合うこと(共助)」の大切さを何度も感じました。  小さな子どもやお年寄りは自分で避難することが困難な場合があります。自治町会に加入し、地域の訓練に参加するなど、顔の見える繋がりを築き、声を掛けあい助けあうことが、災害を乗りきる上で必要不可欠なことだと感じています。 備えて安心! 〜自分の身を守るために〜 タイトル 最低3日分(可能なら7日分)の備蓄 ●備蓄する物の一例 ▼飲料水(1人1日3リットル) ▼食品類/アルファ化米、乾パン、缶詰、レトルト食品、菓子類、紙皿、ラップ、割り箸、缶切り ▼救急セット/消毒液、ばんそうこう、マスク、ティッシュ類、常備薬 ▼生活用品など/燃料、簡易トイレ、ラジオ   紙おむつや粉ミルクなど家庭に応じた物も準備しましょう。薬を処方されている方は、お薬手帳を持って避難してください。 食べながら備える ローリングストック  日常生活の中で食材を多めに常備して、使いながら備える方法です。 備える 食べる 多めに買い足す タイトル 集合場所や避難場所の確認  事前に家族で避難場所や避難経路などを確認しましょう。 ●一時集合場所(災害直後の地域の集合場所)  各自治町会で選定した公園 ●避難場所(火災が拡大したときの避難場所)  河川敷や大規模公園 ●避難所(自宅が被災した際の一時的な生活の場)  小・中学校、高等学校や福祉施設  詳しくは区ホームページをご覧になるか、地域防災課へお問い合わせください。 タイトル 防災訓練に参加  地域の防災訓練に参加して、日頃から近隣住民と協力し合える関係を作っておくと安心です。詳しくは、安全・安心なまちづくり(本紙11面)をご覧ください。 タイトル 情報収集方法の確認 ▼区ホームページ http://www.city. katsushika.lg.jp ▼区フェイスブック https://www.facebook. com/katsushika.city ▼区ツイッター @katsushika_city ▼葛飾区安全・安心情報メール  大規模な災害の情報の他、犯罪情報、不審者目撃情報などをお知らせします。右のQRコードから利用登録してください。 ▼かつしかFM(78.9MHz) ▼防災行政無線 タイトル 大規模水害に備えてハザードマップを確認しよう  大規模水害に備えて、江東5区が共同で作成しました。 【配布場所】 危機管理課(区役所5階503番)、広報課(区役所2階211番)  かつしかわたしの便利帳や区ホームページにも掲載しています。