タイトル 子ども広報 わたしたちのまちのすごい技! 葛飾の伝統産業 「伝統工芸品」とは古くから受け継がれてきた技術や製法を用いて作られ、日本の文化・生活に根差している製品のことです。 そのさまざまな伝統工芸品を製造している葛飾の伝統産業を子ども広報員が紹介します。 タイトル 葛飾区伝統産業館で職人さんのお話を聞いたよ! 職人さんに聞いた伝統工芸品のすごいところ! 1 伝統的に使われてきた材料を使い、江戸・明治時代から伝わる技と職人さんの長年の勘で作られている 2 手作業で丁寧に作っているから、使いやすく長持ちする製品ばかり 3 美しい装飾品はもちろん、普段の生活のなかで使える製品など、たくさんの種類がある 江戸鼈甲 山川金作さん 葛飾区伝統産業職人会会長 福島政山さん 葛飾区伝統産業館館長 矢田幸蔵さん 伊勢形紙 松井喜深子さん タイトル 製作体験をしたよ! 江戸鼈甲  亀の甲羅を水と熱と圧力で貼り合わせ、削ったり磨いたりして作られます。 やすりでべっ甲の形を整え、研磨する機械で磨いて艶を出し、ペンダントを作りました。 磨くとツルツルになるんだね! 伊勢形紙  着物の柄や文様を染めるのに用いる紙で、彫刻刀で文様や図柄を彫ったものです。 お気に入りのイラストなどを彫った形紙を使い、絵の具でデザインをつけたバッグを作りました。 形紙でバッグにも可愛いデコレーションができる♪ みんな上手にできました! タイトル 葛飾区の伝統工芸品を手に入れよう! 葛飾区伝統産業館 館内販売 【所在地】 立石7‐3‐16 京成線 京成立石駅から徒歩2分 電話5671‐8288 【開館時間】 午前11時〜午後6時 【休館日】 月・火曜日  区内の高度で伝統的な技術・技法を持つ職人が作り出した製品の展示だけでなく、販売も行っています。 インターネット販売 葛飾区伝統産業職人会ホームページ http://www.syokuninkai.com/ 産業フェアでも販売します!  日時・会場など詳しくは1面をご覧ください。 タイトル 葛飾の伝統産業(葛飾区伝統産業職人会一覧) 江戸小紋(小宮染色工場) 江戸更紗(本家更勝染工場) 江戸和竿(竿しば) 江戸押絵羽子板(たかさごや南川人形店) 江戸衣裳着人形(松菊) 江戸切子(清水硝子) 江戸打刃物(八重樫打刃物製作所) 東京打刃物(和弘利器) おろし金(勅使川原製作所) 東京銀器(上田銀器工芸) 東京銀器(日本金工デザインスクール) 伊勢形紙(松井形紙店) 江戸型彫(矢田型紙店) やきもの(日昌窯・百寿窯) 江戸木彫刻(北澤木彫刻所) 江戸木彫刻(福島木彫刻所) 江戸木彫刻(市川彫刻所) 東京組紐(近藤組紐製作所) 飾熊手(清田敏雄) 印伝(印伝矢部) 錺師(鶴岡錺工房) 棕櫚たわし(サガラ) 銅版仏画(腐しょく彫刻)(ヤナギアート) 東京染小紋(宮尾染工場) 東京手描友禅(きもの染色工房“ひょ”) 江戸切子(山本硝子加工所) 東京三味線(三絃司きくおか) 江戸木彫刻(塩田彫刻店) 彫金(檜垣彫金工芸) 印章ケース(○増印章ケース製作所) 硝子彫刻(マツウラブラスト) 江戸鼈甲(山川ベッ甲) 金屏風(金屏風のこばやし) 東京仏壇(丸木工製作所) これが葛飾自慢の伝統工芸品だっ! タイトル 職人さんの工房へ見学に行ったよ! 見学先 江戸木彫刻 北澤木彫刻所  成田山新勝寺の総門の獅子頭や富岡八幡宮の神輿の彫刻師として江戸木彫刻を代表する彫刻師の一人です。 彫刻を作るときは、必ず水墨画で設計の絵を書いてから、彫り上げます。 北澤一京さん 江戸木彫刻 水墨画の下書きも見せてもらったよ! この仕事を始めてからもう61年になるね。 長い間かけて磨いた技なんだね! 江戸押絵羽子板 たかさごや南川人形店  お二人の手から生み出される羽子板は海外からも高い評価を受けています。毎年12月17日〜19日に開催される、浅草の羽子板市でも出店しています! 羽子板の着物に使う生地選びから、くぎ打ちや綿入れなど完成まで丁寧に仕上げています。 南川美子さん 江戸押絵羽子板 手作りだから、1日2〜3枚しか作れないんだね  羽子板は一つ一つ異なっていて、衣装は全部考えてるよ! 衣装選びから綿を入れるまで、全部手作業でやっているんだね! タイトル 取材を終えて 小野内瞳さん(川端小5年)  べっ甲製作の体験は難しかったけど、とても楽しかった。職人さんは自分のやりたいことを一生懸命やっているんだと思いました。 加藤瑚珀さん(清和小5年)  職人の皆さんは、誇りと自信を持ってものづくりをしていました。丁寧に作業して、楽しそうに仕事をしていました。 河原塚正太郎さん(本田小4年)  長く続いているものが多くて驚いた。作っている姿や、作品を見ることができたり、職人さんのエピソードを聞けて貴重な体験になりました。 斉藤恵里奈さん(両国高等学校付属中1年)  参加する前までは、伝統工芸品を少ししか知らなかったけど、いろいろなことを知ることができてよかった。作品の立体感がすごくて驚いた。他の工芸品も見てみたいと思った。 佐藤賢之介さん(花の木小5年)  伝統産業を体験したり、知ることができて楽しかった。たくさん学んだことを学校で発表したいです。 曽根誠人美さん(高砂小4年)  葛飾区には、伝統工芸品がたくさんあることを知りました。たくさんの職人さんがいて、一人一人の技術や作品がとてもすごいと思いました。 龍隼人さん(清和小4年)  葛飾区には、こんなにすごい職人さんがいて驚きました。細かいところも一つ一つ丁寧に作業していてすごいと思いました。 タイトル  各伝統工芸品の販売や価格については、以下をご覧ください  葛飾区伝統産業館(立石7‐3‐16)、葛飾区伝統産業職人会ホームページ(http //www.syokuninkai.com/)、産業フェア10月21日(金)〜23日(日)にも出展します(1面参照)。